中国中部各省でも自動車や家電の買い替え進む

(中国)

武漢発

2024年10月25日

中国商務部の全国家電買い替えデータプラットフォームによると、10月15日までに2,066万7,000人の消費者が買い替え補助金を申請し、1,013万4,000人が補助対象となる8種類の家電商品(注)1,462万4,000台を購入した。中央政府からの補助金131億7,000万元(約2,766億円、1元=約21円)が利用され、これに伴う販売額は690億9,000万元だった。

中国の中部地域でも、設備更新と消費財の買い替えなどが進んでいる。河南省では10月7日までに自動車買い替えの補助金申請は7万7,000台分が承認され、利用額は14億2,000万元。家電の買い替え補助金申請件数は96万3,000台分を超え、利用額は8億4,000万元だった。河南省が設定している2024年末までの目標と比較すると、自動車の買い替えは約26%、家電の買い替えは約48%の達成率となる(関連トランプ ゲーム ブラック)。

湖南省政府は10月16日に開いた記者会見で、買い替え政策による消費効果などを発表した。1~9月の自動車の買い替えは9万台近く、これに伴う自動車販売額は145億元を超えた。また、9月の家電買い替えは43万台を超え、これに伴う消費額は18億7,300万元だった。農業機械の更新については、1~9月に14万8,600台、これに伴う消費額は22億元を超えた。

湖北省武漢市でも多くの市民が消費財買い替え活動に参加している。武漢家電商業協会の舒志偉会長が明らかにした状況として、同市商務局が10月14日付で発表した内容によると、10月7日までに湖北省で消費財買い替えキャンペーンに参加した武漢地区の消費者は18万1,000人に達した。家電購入は26万900台、販売金額は12億8,900万元だった。このうち補助金額は2億2,500万元だった。また、家庭用キッチン・バスの買い替えは3万3,500台、販売総額は1億4,591万元だった。

(注)補助対象は「エネルギー効率ラベル」、または「水利用効率ラベル」で2級以上と認定された冷蔵庫、洗濯機、テレビ、エアコン、パソコン、温水器、家庭用コンロ、レンジフードの8種類(関連ブラック ジャック カード)。

(高橋大輔)

(中国)

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