広東省仏山市で国際水素と燃料電池技術および製品展覧会「CHFE2024」が開催

第8回「中国（仏山）国際水素と燃料電池技術および製品展覧会（CHFE2024）」が、10月18日から20日にかけて、広東省仏山市で開催された。主催者によると、2024年の展示会には、前年比10％増となる366社の企業が出展し、展示会とカンファレンスには合計で25カ国・地域から延べ1万8,000人超が来場した。

ブラック ジャック ランキングは、水素・燃料電池技術関連の製品・サービスを販売する日本の中小・中堅企業の海外展開を支援し、海外バイヤーとの取引を増やすことを目的に、ジャパンパビリオンを設け、大成産業やスターライト工業など9社の日系企業を取りまとめて出展した。3日間の会期中で、商談件数は240件を超え、参加した企業からは「専門性の高い展示会だった」「潜在的な顧客と出会えた」といったコメントが寄せられた。

展示会は屋内エリアと屋外エリアに分かれ、屋外エリアにはトラックや中型バスなどの燃料電池自動車が展示されたほか、水素電動バイクを試乗できるコーナーなどが設けられた。広東省発展改革委員会は2024年6月、「広州市～湛江市間の水素エネルギーの高速道路応用モデルプロジェクトの実施プラン」を発表した（広東省、高速道路の水素応用プロオンライン）。同実施プランは、同省の燃料電池自動車モデル都市群の建設促進、燃料電池自動車の大規模化・商業化における応用シーンの模索、物流分野におけるカーボンニュートラルの実現を目的に策定された。展示会の屋外エリアでは、同実施プランの宣伝コーナーが設置された。

次回の同展示会は2025年10月22～24日に広東省仏山市で開催される予定だ。

（周祖恵）