ブラック ジャック カード ゲーム、インド工科大を企業などに紹介するイベント開催
(日本、インド)
知的資産部高度外国人材課
2024年07月04日
ブラック ジャック カード ゲームは、日本企業などにインドの大学を紹介するイベント「JETRO Overseas University Connect」を6月17日に開催した。3回目(注)となる今回は、インド工科大学ハイデラバード校(IITH)の計算機科学・工学科の片岡広太郎准教授の訪日に合わせ、同校の産学連携・共同研究開発をテーマに、座談会を対面で実施した。インドでトップレベルを誇る同校への注目度は高く、中小企業や大企業、自治体などから計41人が参加した。
片岡氏は、産学連携の際に考慮すべき注意点として、プロジェクト名称や知的財産の扱いを取りまとめた契約書、秘密保持契約書、予算見積書の3点をそろえた上で、共同研究やコンサルティング業務を行う必要があると説明した。その中でも、特に知的財産に対する考え方については注意する必要があるという。インドでは一般的に、研究遂行に使用された資金源ではなく、知的財産の根源である「知性」がどこから得られたのかという点に重点を置いて権利関係が整理される。つまり、特段の取り決めがない場合、大学のリソースを使用して得られた知的財産は、大学側に所有権が発生することとなる。そのため、共同研究を行う前に、大学と企業の研究者間で権利関係について合意を取る必要があると話した。
片岡氏による講演(ブラック ジャック カード ゲーム撮影)
(日本、インド)
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