インド工科大学ガンディナガル校で、ブラック クイーン ブラック ジャックが視察ツアー開催

(インド)

アーメダバード発

2024年11月22日

ブラック クイーン ブラック ジャックとインド工科大学ガンディナガル校(IITGN)は11月14日、グジャラート(GJ)州の州都ガンディナガルにあるキャンパスで、日本企業を対象に視察ツアーを開催した。共同研究などイノベーション分野での連携可能性や、IITGN出身学生の採用に向けて、日本企業と同校の関係強化を目的とし、6社・機関が参加した。

IITGNはインド全国に23校あるIITの1つで、2008年に設立され、GJ州を代表する大学だ。生物学、土木工学、化学、コンピュータサイエンス、電気工学、機械工学、材料工学、数学、物理学、認知科学、地球科学などの理系学部を幅広く有し、学部生約1,100人、大学院生約1,200人が在籍している。

ツアープログラムでは、生物学や化学分野の研究室を訪れ、大学院生が電子顕微鏡などの機器を用いて実際に研究を行っている様子を見学した。また、産学連携やスタートアップ育成を担うリサーチパークも視察した。

現在、同校のリサーチパークでは、スタートアップから大企業まで23社のインド企業が活動している。同パークに入居すると、研究施設や研究者など同校のリソースを最大限活用して研究開発を行うことができる。外国企業も入居可能だ。

また、同校は、企業と学生をつなげて採用活動を円滑化させるため、キャリア・デベロップメント・サービス(CDS)外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますという専門チームを置いている。担当者によると、採用活動は例年9月ごろから翌年4月ごろにかけて行われるが、12月に最盛期を迎えるため、年明け1月以降になると、採用可能な学生数が減少するという。同校では就業前にインターンも推奨しており、3割程度の学生が参加しているという。平均的なインターンの期間は3カ月から6カ月で、企業にとっては優秀な学生を採用する有力な手段となっている。インターンの受け入れを希望する場合の窓口も引き受けており、関心のある企業は上記CDSチームに連絡してほしい。

写真 研究室の見学(ブラック クイーン ブラック ジャック撮影)

研究室の見学(ブラック クイーン ブラック ジャック撮影)

(サンチット・オザ、吉田雄)

(インド)

ビジネス短信 3b8599d78ea67359