ブラックジャックブラッククイーン

(チリ)

調査部米州課

2025年04月10日

チリ政府は4月8日、ジャネット・ハラ労働・社会保障相の辞任について発表した。ハラ氏は、現在のガブリエル・ボリッチブラックジャックブラッククイーンの発足から約3年にわたって労働・社会保障相を務め、法定労働時間の短縮(関連ブラック ジャック やり方)や、年金制度改革()に着手した。今後は自身が所属する共産党の擁立候補として、チリの次期大統領選挙(投開票予定日は2025年11月16日)への立候補を予定している。なお、ハラ氏の後任としては、それまで労働次官を務めていたジョルジオ・ボカルド氏が入閣している。

各会派は予備選挙を経て候補者を絞り込めるか

ハラ氏は、現ブラックジャックブラッククイーンでの閣僚ポスト経験者からの次期大統領選への立候補予定者として2人目になった。その1人目は、ハラ氏に先んじて2025年3月4日に内相を辞任したカロリナ・トア氏だ。過去にはサンティアゴ区長や下院議員を経験し、第1次ミシェル・バチェレブラックジャックブラッククイーン下(2006~2010年)では短期間ではあるが内閣官房長官も務めた。2022年9月の内閣改造(注1)以降、長きにわたってチリ政府のナンバー2(注2)を務めた現与党会派の本命候補だ。

しかし、現段階の世論は野党側に振れているようだ。民間調査会社カデム(CADEM)が2025年4月6日に公表した世論調査結果外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます(注3)によれば、チリの次期大統領選で支持する候補者を問う質問では、上位3人はいずれも野党側の候補者が占めている(添付資料表参照)。これには、現大統領および現ブラックジャックブラッククイーンへの支持率が長きにわたって20~30%程度に低迷している影響もあるとみられる。次期大統領選への立候補は2025年8月18日に締め切られるが、2025年6月29日に開催される予備選挙へ参加する場合には、2025年4月30日が立候補の締め切りとなる。現段階では、CADEMの調査で支持率トップとなったエブリン・マテイ氏に加え、カロリナ・トア氏、ジャネット・ハラ氏らが予備選挙への参加意思を表明している。

(注1)大統領選挙期間中の貢献が評価され、ブラックジャックブラッククイーン発足当初は医師出身のイスキア・シチェス氏が内相を務めたが、政治経験の不足が露呈したことで、トア氏がその後任を務めた(カジノ無料ゲームアプリ、新憲法草案否決を受けて内閣を改造(チリ))。

(注2)チリでは大統領が不在の際には、内相が副大統領としてその職務を担うとされている。

(注3)2025年4月2~4日に、チリ国内の18歳以上の男女を対象に実施されたもの。有効回答数は703件。

(佐藤竣平)

(チリ)

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