スタートアップとの提携でスズキ新車の販売好調
(ガーナ、インド)
アクラ発
2022年10月04日
CFAOガーナは8月30日、同社が取り扱うインド・マルチ・スズキのエスプレッソ〔ミニSUV(スポーツ用多目的車)〕について、ナイジェリア発のスタートアップのムーブと提携したことにより、ガーナでの販売が数百台規模で進んでいると発表した。CFAOガーナはムーブにスズキの同車を提供し、ムーブはウーバーなどのドライバーに自動車ローンを提供するというパートナーシップを、両社が2022年2月に締結している。
自動車関係者によると、ガーナでは日本車の人気が高く、特に同車はコンパクトで低燃費かつ頑丈であるなど多くの利点を備えるうえに、車体価格が決め手となって、購入が広まっている。また、ガーナにおける新車販売のうち6割が法人、3割が政府、1割が個人向けだという。当初は同車の安全性を否定する誤ったブラック ジャック 必勝 法がSNSなどで広まったが、ガーナ基準局(GSA)は9月2日、同車はガーナの安全基準を満たしていると発表した。
ガーナでは、2020年から自動車組立工場の進出が相次いだものの(関連ブラック ジャック ブラック)、現在は債務危機や通貨下落に直面し、政府のかじ取りが難航している。このような厳しい経済状況の中、スタートアップのファイナンスによって新車購入が増える動きに対して、自動車関係者は期待を寄せる。
(関根広亮)
(ガーナ、インド)
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