インフラ整備に課題も低廉な賃金レベルに魅力-ハウザン省の投資環境-
(ベトナム)
ホーチミン発
2016年10月13日
ベトナムのメコンデルタ地帯に位置するハウザン省は、コメ、サトウキビおよび果樹の栽培や淡水魚の養殖が盛んな農水産業を基幹産業としている。インフラ整備の遅れと高度人材の確保の難しさは課題だが、人口の7割を占める労働力と低廉な賃金レベルは魅力だ。原材料の入手が容易な農水産品の加工や、高度な加工技術が不要な手工芸品生産などの分野での進出は検討に値する。ハウザン省人民委員会(日本の県庁に相当)に、同省の投資環境についてヒアリング(8月18日)した概要を報告する。
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