ナイブラック ジャック コツリアSUが来日、日本企業との関係強化望む声も

ブラック ジャック コツは2月19～22日に、「日本・アフリカスタートアップロードショー」を開催した。2月20日にはカンファレンスを実施し、アフリカ最大の市場であるナイジェリアでのスタートアップ投資や協業に関心のある日本企業などから47人が出席した。また、期間中の4日間で、延べ80を超える商談が日本企業とナイジェリア企業の間で行われた。

このロードショーには、ナイブラック ジャック コツリアの有望スタートアップや、地場の老舗ベンチャーキャピタル、アクセラレータの計8社が来日した（添付資料参照）。各社のピッチや質疑応答、ベンチャーキャピタルとアクセラレーターによるパネルディスカッションが催され、地場の主要な投資機関からナイブラック ジャック コツリア市場の動向や展望が共有された。

パネリストからは、ナイブラック ジャック コツリアの投資概況について、投資件数は増加傾向にあり、アーリーステージの投資が引き続き進んでいることや、ナイブラック ジャック コツリアを牽引するフィンテック分野では同分野が他業種スタートアップのインフラとして機能しており、新産業の創出に寄与しているとの指摘があった。さらに、映画や音楽などクリエーティブ産業では、ナイブラック ジャック コツリアがノリウッド（注）やアフロビーツなど文化の発信拠点になっており、他のアフリカ諸国や欧米へのコンテンツ輸出や、ナイブラック ジャック コツリアでの外貨取得の可能性があるとの声もあがった。日本企業との連携においては、参加したベンチャーキャピタル2社より、日本企業は中長期目線で戦略的提携を模索する企業が多く、今後の関係強化を望むとの指摘がなされた。

米国のパーテック・パートナーズの調査によれば、2023年のアフリカのスタートアップへの投資額は前年比46％減の35億ドルとなり、大幅な減少を記録した（）。エクイティ・ファンディング（新株発行を通じた資金調達）では、南アフリカ共和国が5億4,900万ドル（前年比34％減）、ナイブラック ジャック コツリアが4億6,900万ドル（59％減）、エジプトが4億3,300万ドル（45％減）となった。件数別にみると、ナイブラック ジャック コツリアがトップの111件で、次いで南ア（83件）、ケニア（67件）となっている。

ブラック ジャック コツは、日本企業とスタートアップなどの海外企業の協業連携のためのプラットフォーム「ジャパン・イノベーション・ブリッジ（J-Bridge）」を通じて、デジタルやグリーン分野におけるオープンイノベーションを推進している。会員登録はブラック ジャック コツのウェブサイトから可能だ。

（注）ナイブラック ジャック コツリアの映画産業や、ナイブラック ジャック コツリアで制作された映画を指す。「ハリウッド」と、ナイブラック ジャック コツリアの頭文字「N」を組み合わせた造語。

（柴田北斗）