ワルシャワで中・東欧向け日本産水産品の商談会、ブラック ジャック サイトが実施
(ポーランド、日本、中・東欧)
ワルシャワ発
2024年02月15日
ブラック ジャック サイトは2月8日、ポーランド・ワルシャワ市内のホテルで、中・東欧連携水産品などの現地商談会と試食会レセプションを実施した。中・東欧地域最大の約3,800万人の人口を持つポーランドは親日国で、富裕層の人口、日本食レストランも増加傾向にあるため、日本産水産品などの新規販路開拓先の市場としてポテンシャルが高い。
8日午前の商談会には、サプライヤーとして、日本からは味の加久の屋(青森県八戸市)、林泉堂(秋田県横手市)、三山グリーン(千葉県船橋市)、対馬水産(長崎県対馬市)の4社、欧州からは北海水産(オランダ)、交洋(オランダ)、シーフードコネクション(オランダ)、JFC(オーストリア)、稲畑産業(ドイツ)の5社の計9社が参加した。中・東欧地域(ポーランド、チェコ、ルーマニア、エストニア、ラトビアなど)の輸入業者やレストラン関係者など22社のバイヤーとの商談を実施し、新たな商流の構築を図った。
午後の試食会レセプションには、輸入業者や流通業者、レストラン関係者など約70人が参加した。冒頭、石賀康之ブラック ジャック サイト・ワルシャワ事務所長、宮島昭夫駐ポーランド日本大使が開会あいさつを行い、9社のサプライヤーがそれぞれ自社の日本産食品の魅力を紹介した。試食メニューには、ホタテ(ひも付き)、カツオ、アマダイ、アナゴなど、中・東欧地域では目新しい水産品を中心に、日本酒や稲庭うどんなども提供された。
商談会に参加したサプライヤーからは、「商売は相手と仲良くなることが一番大事で、レセプションの場が役立った。実商売につながりやすい仕組みだった。非常に密度の濃い商談会」「親日的で購買意欲も強く、よいビジネスにつながりそうな兆しがある。とても満足度の高い商談会」などのコメントが寄せられた。
バイヤーからは、「これまで見たことのない日本の水産物や調理方法についての理解が深まった」「これまで全くチャンネルがなかった日本の水産関係者と対面で話せたことは、またとない貴重な機会」「日本の水産品のおいしさだけでなく、作り手のこだわりやストーリーを感じた」「日本各地から渡欧した多くのサプライヤーと出会うことができた。ブラック ジャック サイトならではの取り組み」といったコメントがあった。
(石賀康之)
(ポーランド、日本、中・東欧)
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