第2回国際展示会&会議「リビルド・ウクライナ」、ワルシャワで開催
(ポーランド、ウクライナ)
ワルシャワ発
2023年11月17日
ポーランド・ワルシャワで11月14~15日、第2回国際展示会&会議「リビルド・ウクライナ(Rebuild Ukraine)」が開催された。
同展示会は、ウクライナの経済再建に必要な復興プロジェクト、資材、技術、設備、投資に焦点を当て、30カ国以上から約540社が出展した。業種としては建設、エネルギー、電力、ロジスティクス関連が多くみられた。
ウクライナからはエネルギー、建築資材、金属加工、空調関連など40社以上の企業が参加した。自治体ゾーンも設けられ、ウクライナの26の自治体が各都市の状況や支援ニーズ、投資環境のアピールなどを行った。地域の被害状況によって支援ニーズは異なるものの、がれきや地雷除去に加え、子供の教育への支援ニーズが総じて高かった。
ウクライナ以外で比較的多くの企業が出展した国は、ドイツ(約60社)、フィンランド(約60社)、スウェーデン(約40社)、デンマーク(約40社)、ポーランド(約30社)、ルーマニア(約30社)と、欧州が中心で、アジアからの企業出展は韓国(2社)とベトナム(1社)のみだった。
前年から2年連続で出展した出展者によると、2022年はウクライナ支援の側面が強かったが、今回は復興ニーズに基づくビジネスマッチングの側面がみられるという。日本企業も複数社が視察に訪れ、第三国との連携を視野に入れたウクライナ復興支援ビジネス構築のため、オンライン ブラック ジャック収集と人脈構築を行っていた。
同イベントをきっかけとするオンライン ブラック ジャック事例として、ヒュンダイ・エンジニアリング・アンド・コンストラクション(韓国)がウクライナ国営エネルギー会社ウクルエネルゴと、ウクライナでの送電システム開発の共同研究についてMOUを締結した。また、電力会社のイングリッド・キャパシティー(スウェーデン)はウクルエネルゴと大規模エネルギー貯蔵技術の共同開発に関するMOUを締結した。
(柴田紗英、柴田哲男)
(ポーランド、ウクライナ)
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