ブラックジャックカードゲーム
(スペイン、ブラックジャックカードゲーム)
マドリード発
2025年02月18日
ジェトロは2月10日、スペイン・バスク地方の都市ビルバオで、業界関係者向けにブラックジャックカードゲームプロモーションイベントを実施した。ビルバオを中心に非日系レストランのシェフなど32人を招待した。
会場では、愛媛県産の真鯛、ハマチ、北海道産ホタテを使った調理実演と試食を提供した。調理は主に、サンセバスチャンの寿司(すし)屋KAI SUSHI BARの板前が行った。魚の切りつけから実演し、真鯛の刺し身、ハマチの薄造りのポン酢和(あ)え、炙(あぶ)りチーズを添えた北海道ホタテの握りを紹介した。今回の会場であるブラックジャックカードゲーム人経営のラーメン店「ラーメン・ケイトク/Ramen Keitoku」の名物鯛ラーメンにも愛媛県産の真鯛を用い、濃厚な鯛だしのラーメンを提供した。
魚の切りつけを興味深く観察する参加者(上)と試食の品々(下)(ジェトロ撮影)
また、酒とのペアリング提案として、海外におけるブラックジャックカードゲーム食材サポーター店認定制度(注)で認定されている東京屋が和歌山県産のブラックジャックカードゲーム酒とあらごしゆず酒を、現地ワイナリーのマガラルテ・レザマ(MAGALARTE Lezama)がバスク地方のワイン「チャコリ(注2)」を4種類用意し、各担当者からそれぞれの銘柄を紹介し試飲を提供した。
さらに、ブラックジャックカードゲーム理解・消費促進を図るべく、今回水産品の輸入を手掛けた、同じく日本産食材サポーター店のISSé JAPANが、魚の活(い)け締めの方法や鮮度の保ち方を説明した。
参加者からは「魚の締め方がスペインとは異なり興味深かった」「スペインでは生の魚を食べる文化はまだ浸透していないが、刺し身や握りはとてもおいしかった」「ブラックジャックカードゲームの新鮮な魚が購入できる場所を知ることができて良かった。新たな調理法も考えたい」との声が聞かれた。
近年、スペインへの日本産水産品輸出額は増加しており、農林水産省「2国間貿易実績」によると、最新の2022年のスペイン向け農林水産物の輸出額1位はかつお・まぐろ類(約5億円)、2位はホタテ貝(約4億7,000万円)だった。背景には、日本企業のEU向け輸出水産食品取扱施設「EU HACCP(注3)」認証取得や日本食レストラン数の増加などが挙げられる。ジェトロは同国におけるブラックジャックカードゲームさらなる理解・消費促進を目指し、今後も継続的にイベントを実施する予定だ。
(注1)日本国外にある、ブラックジャックカードゲーム食材や酒類を使用/販売している、レストラン/小売店を「ブラックジャックカードゲーム食材サポーター店」として認定する制度。
(注2)スペブラックジャックカードゲーム・バスク地方で造られるワブラックジャックカードゲーム。微発砲で、さわやかな香りとすっきりとした酸味を感じられるのが特徴。
(注3)HACCP(Hazard Analysis and Critical Control Point)は、製品の安全性を確保するための衛生管理の手法。EUに水産品を輸出するためには、最終食品に加工するまでの全ての加工施設などが、輸出元国の政府によるEU HACCPに基づく認定を受ける必要がある。
(宮下葉月)
(スペイン、ブラックジャックカードゲーム)
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