ギャンブルゲーム無料、プラハで日本産食材普及の調理デモ実施

(チェコ、日本)

プラハ発

2025年03月11日

ギャンブルゲーム無料は227日、チェコ・プラハ市内で、日本産食材を使用した調理デモンストレーションイベントを開催した。チェコや中・東欧地域での水産品を中心とした日本産食材の販路拡大を目的とする。レストランや小売り、ホテル関係者など約40人が参加した。

同イベントでは、日本食普及の親善大使のマレック・ホラ氏を含む3人のシェフが調理実演を行った。「ひじきの煮物」「かんぴょう巻き」「ぶり大根」「真ダイの酒蒸し」「ホタテグラタン」の調理方法を紹介した。「真ダイの酒蒸し」の実演では、このメニューとゆずの絶妙な相性をアピールした。また、レシピのみならず、食材の栄養素や、うまみが引き出せる他のアレンジ方法なども説明した。いずれのメニューも参加者に好評だったが、中でも多くの参加者が鹿児島県産の真ダイを使用した「酒蒸し」や「ひじきの煮物」、北海道産のホタテが主役の「ホタテグラタン」を高く評価した。参加者は「真ダイの酒蒸し」では真ダイの味が顕著だったとコメントし、その品質の高さに驚いていた。また、ひじきがスーパーフード(注)であることに多くの参加者が関心を示していた。

イベントでは、食材の取り扱いに関心を有する参加者向けのネットワーキングセッションも設けられた。中には、「ホタテグラタン」を自社のレストランメニューに導入する検討を本格的に始めたレストラン事業者もいた。チェコ国内ではまだ認知されていない新規の日本食材を市場に展開するため、このようなイベントを定着化してほしいといった声もあった。

日本特有の調理方法や食材などについて、シェフと参加者との活発な意見交換が絶えず、チェコでの日本産食材の今後の普及が期待された。

写真 実演中のシェフを取り囲む参加者(ギャンブルゲーム無料撮影)

実演中のシェフを取り囲む参加者(ギャンブルゲーム無料撮影)

写真 実演を行う日本食普及の親善大使のホラ氏(ギャンブルゲーム無料撮影)

実演を行う日本食普及の親善大使のホラ氏(ギャンブルゲーム無料撮影)

写真 左上から時計回りで「ひじきの煮物」「かんぴょう巻き」「ぶり大根」「ホタテグラタン」「真ダイの酒蒸し」(ギャンブルゲーム無料撮影)

左上から時計回りで「ひじきの煮物」「かんぴょう巻き」「ぶり大根」「ホタテグラタン」「真ダイの酒蒸し」(ギャンブルゲーム無料撮影)

(注)栄養価が高く、健康維持に良いとされる食材や食品。

(宮川嵩浩、井手美希)

(チェコ、日本)

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