UAE外相がサウジアラビアとイランの国交再開を歓迎

(アラブ首長国連邦、サウジアラビア、イラン、中国)

ドバイ発

2023年03月13日

アラブ首長国連邦(UAE)のアブダッラー・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン外務・国際協力相は3月11日、サウジアラビアのファイサル・ビン・ファルハーン・アール・サウード外相と電話会談し、3月10日に発表されたサウジアラビアとイランの国交再開(関連ブラック ジャック 攻略参照)に対して、歓迎の意を伝えた。

国営エミレーツ通信(WAM)外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますの報道によると、アブダッラー外相は「サウジアラビアとイランの国交再開は、地域の安定と繁栄に向けた重要なステップだ」と述べ、「UAEは、良き隣人関係と継続的な対話が、地域の発展や、人々の寛容と共存を実現させると信じている」と続けた。

同外相はまた、今回の国交回復において中国が果たした役割と努力を称賛するとともに、UAEを含む湾岸協力会議(GCC)諸国と中国の歴史的かつ戦略的なパートナーシップの深さについても言及した。

UAEは、2016年にサウジアラビアがイランと断交したことに追随して駐イラン大使を召還するなど、イランとの外交関係が冷え込んでいたが、2022年8月には駐イラン大使の復帰を決定し、関係改善を進めていた。

(山村千晴)

(アラブ首長国連邦、サウジアラビア、イラン、中国)

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