ドバイ・メトロのブルーライン、トルコと中国企業が建設受注

アラブ首長国連邦（UAE）のドバイ首長国政府広報局の12月19日の発表によると、ドバイ・メトロ新路線のブルーライン建設の国際入札が実施され、トルコのMAPAとリマック（LIMAK）および中国の鉄道車両メーカー「中国中車（CRRC）」から成るコンソーシアムが受注した。受注金額は205億ディルハム（約8,750億円、1ディルハム＝約42.7円）に上る。MAPAとLIMAKは土木工事を監督し、CRRCは鉄道システムを担当する。

同路線建設は、持続可能な大規模輸送ソリューションによってドバイを世界で最も住みやすい都市にすることを目指す「ドバイ経済アジェンダ（D33）」および2040年までのドバイの都市開発計画「ドバイ都市計画2040（Dubai 2040 Urban Master Plan）」に沿って実施されるもので、全長30キロ・14駅で構成される(ドバイ・メトロ新路線の設計・建設プロブラック、ブラック ジャック ディーラー参照)。運行開始は2029年9月9日に決定したと正式発表された。

（清水美香）