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世界の食トレンドOnigilly（オニギリー）

アメリカ/サンフランシスコ

（Kearnyカーニーストリート店）
五分づきのオーガニック・カリフォルニア米や化学調味料や着色料が入っていないこだわりの食材を使用したおにぎり専門店

サンフランシスコ・ベイエリア初のオニギリ専門チェーン。IT関連のベンチャー企業で働いていたオーナーである金松氏が友人と一緒に起業したお店で、初めはラコシーナ(La Cocina)というフードビジネスの起業を支援するNPOで構想を練った。この団体は主に中南米からの移民女性を対象にしているが、金松氏らの熱いプレゼンが功を奏して、男性初およびアジア系では初として受け入れてもらった。ラコシーナを卒業後、フードカートでの販売を経て 2012年9月に待望の一号店をオープン。コンセプトは「ヘルシー(Healthy:健康的)、ハンディー(Handy:手軽)、ヤミー(Yummy:美味しい)」で、五分搗きのオーガニック・カリフォルニア米を使ったり、MSG（化学調味料）や着色料が入っていない食材を使ったりとこだわった食材を使用。また、オニギリという未知のものを口に運んでもらうため見た目にこだわり、形状をアメリカ人にも馴染みの深いサンドイッチ型にして中身が何であるかが一目でわかるようにしたり、具も通常日本のオニギリに使われているものだけでなく、現地の人たちにも馴染みの深い食材も取り入れたりと、アメリカ人にも受け入れてもらえるように工夫をしている。またサンドイッチ専門チェーンのサブウエイ(Subway)がビジネスモデルといい、お客さんが注文した目の前で作る方式を取っている。現在4店舗展開中。全米に500店の店舗展開が目標。

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