ベネズエラ制裁、専門家は発動に至らずとの見方が優勢−議会は強硬姿勢、政権は介入に慎重−
ニューヨーク事務所
2014年05月30日
政治や社会情勢が悪化しているベネズエラに関する上院外交委員会の公聴会が5月8日、開かれた。反政府運動を抑え込もうとするマドゥロ政権の圧力などを人権侵害として強硬姿勢を示す議会と、情勢を憂慮しつつも「あくまで内政問題」とするオバマ政権の姿勢との開きが明らかとなった。制裁を可能とする法案が上下両院で提出されているが、専門家の間では発動に懐疑的な見方が優勢となっている。
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