カジノゲーム無料、2022年から倍増

(コートジボワール)

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2025年03月17日

コートジボワールのカジノゲーム無料自治港(PAA)では、2022年12月に第2コンテナターミナル(TC2)の供用が開始されてから、コンテナ貨物量が倍増している。同国のハブ機能は西アフリカのみならず、アフリカ全体の港湾競争力で優位に立ちつつある。

PAAによると、同港のコンテナ取扱量は2022年の84万926TEU(1TEU=20フィートコンテナ換算)から、2024年には160万TEUへ順調に拡大した。同港の第1コンテナターミナル(TC1)の運営を手掛けてきたフランスのボロレ・グループがアフリカ物流事業を世界海運大手のスイスのMSCに売却して以降、同港のTC1とTC2はAGLグループ(旧ボロレ・アフリカ・ロジスティクス、MSCの子会社)に委託されており、これによって親会社MSCのカジノゲーム無料港利用が増え、取扱量を押し上げる要因になった。近年のコンテナ取扱量の拡大により、PAAはコンテナ物流で西アフリカのリーダーのトーゴのロメ港(2023年に191万TEU)、ガーナのテマ港(2024年に190万TEU)に近づきつつある。両港は、AGLとMSCが主要オペレーターを務めるハブ港でもある。現在、テマ港では370万TEU、ロメ港では270万TEUの拡張工事が進行中だ〔「エコフィン・エージェンシー」(アフリカ情報紙)2月26日付報道〕。

TC2の投資総額は5,960億CFAフラン(約1,490億円、1CFAフラン=約0.25円)で、敷地面積は37.5ヘクタール、岸壁の長さ1,100メートル、喫水16メートルあり、1万4,000TEU級コンテナ船の受け入れと効率的な荷役が可能な最新搬送設備を備えている。現在、岸壁設置型電動ガントリークレーン(注)6基、タイヤ式電動トランスファークレーン(RTG)13基、電動ターミナルトラクター36台を運用しており、その設備が全て電力で稼働していることから、ビューローベリタスが認定する「グリーン・ターミナル・ラベル」を授与された。

現地報道によると、PAAはTC2の運用に支えられ、2024年の全貨物取扱量は2023年の3,470万トンから4,000万トンと、前年比15%以上の伸びを記録した。

(注)コンテナ貨物の積み卸しをするレール上移動可能な大型橋型クレーン。

(水野大輔、野澤俊明)

(コートジボワール)

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