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日本企業と連携し韓国人材を日本へ
永進専門大学に聞く

2024年12月27日

ジェトロ地域・分析レポートの特集「高度外国人材と創出する日本企業のイノベーティブな未来」における「韓国人材のカードゲームブラックジャック就職動向」では、韓国国内の教育機関で実施されている学生のカードゲームブラックジャック就職支援の取り組みを整理するとともに、学生のカードゲームブラックジャック就職を積極的に支援している、釜山外国語大学および東西大学の事例を紹介した。

本稿では、その関連として、韓国の大邱広域市（注1）にキャンパスを構える永進専門大学（注2）の事例を紹介する。同大学は、2022年度に3,122人の学生が卒業し、卒業生就職率が79.2％、カードゲームブラックジャック就職率は約2.7％となっている。この就職率はいずれも、韓国内にある毎年3,000人以上の卒業生を輩出する大規模な大学（4年制大学を含む）の中でトップの数字であり、同大学が学生の国内外就職に力を入れていることがわかる。

ジェトロは、永進専門大学の国際交流院長である銭相杓（ジョン・サンピョ）氏と、AI（人工知能）融合機械系列教授の日向東氏を取材し、大学内における学生のカードゲームブラックジャック就職に対する取り組みや学生のカードゲームブラックジャック就職状況について話を聞いた（取材日：2024年10月25日）。

「マイスター制度」を基盤とした専門技術教育を提供

質問:

永進専門大学の概要は？

答え:

当大学は、1977年に大邱広域市内で開校した、高度な職務教育をメインとした専門大学だ。2024年上半期における大学全体の学生数はおよそ7,000人で、そのうち留学生が約400人、その中でも日本人留学生が60人程度在籍している。当大学に入学する学生は、高校卒業者だけでなく、他大学からの編入生や、既に就業経験がある人、企業に勤めながら学校に通っている人など、様々なバックグラウンドを持っている。

当大学では2年、3年、4年制のカリキュラムを設けているが、学生は基本的に2年課程（IT専攻のみ3年課程）のコースを履修する。コース修了後に追加履修、カードゲームブラックジャック、他大学への編入など、自ら判断することができる仕組みだが、2年課程の修了後にカードゲームブラックジャックする学生が多く、4年間在籍する生徒は全体の2割にも満たない。

当大学の教育方針として、「マイスター制度」を基盤とした専門的な教育を提供している。マイスター制度とは、ドイツ発祥の技術人材育成のための制度で、高等な専門技術教育を通じて、特定分野のスペシャリストを支援・育成する考え方だ。そのため、当大学に入学する学生は、大部分が専門技術の習得や技術職へのカードゲームブラックジャックを前提としており、マイスター制度を基に企業が必要としている専門スキルを習得できるようなカリキュラムで学んでいる。

質問:

永進専門大学の学生のカードゲームブラックジャック就職状況は？

答え:

新型コロナウイルスの感染が拡大する前の2019年以前は、多い年で年間200人弱の学生がカードゲームブラックジャック企業に就職していた。現在では、年間で100人強の学生がカードゲームブラックジャックの企業へ就職しており、そのうち日本企業への就職者が8割以上を占めている（表1参照）。日本企業への就職分野はIT関連、機械、電子・電気などの工学系が9割を占め、観光・サービス業などが1割程度だ。工学系の中でも技術職への就職が多く、学生は「技術・人文知識・国際業務（技・人・国）ビザ」を取得するケースがほとんどだ。日本企業以外では、米国やチェコなどの企業へ就職実績がある。

表1：永進専門大学の日本企業カードゲームブラックジャック状況（単位：人）
項目	2019年	2020年	2021年	2022年	2023年
日本企業へのカードゲームブラックジャック者数	164	98	82	87	108

出所：永進専門大学の資料などを基にジェトロ作成

カードゲームブラックジャック企業へ就職する学生のほとんどが2年制課程の修了者だ。その背景として、金銭的な問題からなるべく早く職に就くことを望む学生が多いことが挙げられる。また、韓国の企業では、2年制の専門大学を卒業した者に対する待遇の差が見られることがあるが、カードゲームブラックジャックの企業ではそういった格差が比較的小さい傾向があるため、学生は2年制課程の修了後にカードゲームブラックジャック就職をする場合が多い。

カリキュラムはカードゲームブラックジャック企業とともに構築

質問:

学生のカードゲームブラックジャック就職支援のために取り組んでいることは？

答え:

当大学は、在学生用のカードゲームブラックジャック就職プログラムの提供とカードゲームブラックジャック留学生支援を行う「国際交流院」の中に、「GET（Global Employment supporT）センター」を2019年に開所し、そこでのカードゲームブラックジャック就職支援とカードゲームブラックジャック就職先の発掘および管理を通じて学生をサポートしている。

具体的なプログラムとしては、韓国産業人力公団が実施している、学生のカードゲームブラックジャック就職支援策である「K-MOVEスクール」や「青海進大学」（「韓国高度人材の日本就職（3）韓国の教育機関でのカードゲームブラックジャック就職支援策」参照）のほかに、2006年から「カードゲームブラックジャック就職クラス」という独自のプログラムを設けて学生のカードゲームブラックジャック就職を支援している。このクラスでは、カードゲームブラックジャック企業が必要とする内容を学内のカリキュラムに反映し、学生が企業の求める能力を養えるような教育設計となっている。カードゲームブラックジャック就職クラスを履修する学生は、卒業に必要な単位とは別枠でクラスを受講しなければならないが、このクラスを受講した学生のうち9割ほどがスムーズにカードゲームブラックジャック企業へ就職している。日本での就職を目指すカードゲームブラックジャック就職クラスでは、日本語で進行される講義があるため、ほとんどの学生が日本語の既習者で、日本に対する理解度が深い。

質問:

日本企業の発掘や連携はどのように行っているか？

答え:

日本企業の発掘については、以前は韓国人が日本でIT関連会社を立ち上げるケースが多く、日本に所在する韓国系企業と連携して学生をカードゲームブラックジャックさせることがほとんどだった。現在では、日本の商工会議所などの機関がホームページ上で公開している企業リストに掲載のある企業にコンタクトを取り、人材の需要と供給が合致した企業とのカードゲームブラックジャック連携が続いている状況。

日本企業からの求人数の方が、カードゲームブラックジャック就職を希望する学生よりも圧倒的に多い。日本での就職を目指す学生数を増やしていくために、カードゲームブラックジャック就職に関心を持ってもらう機会として、大学内で説明会を開催するなどしている。また、カードゲームブラックジャックの企業が「どのような人材を必要として、どういった採用をしようとしているか」を学生に共有し、カードゲームブラックジャック就職への理解を深めてもらおうと尽力している。

質問:

そのほかに取り組んでいる学生のカードゲームブラックジャック就職支援策は？

答え:

学生へのカードゲームブラックジャック就職情報の提供と、グローバルマインドの養成を目的とした「永進グローバルデー」、実際に学生に対してカードゲームブラックジャック就職の機会を提供する「カードゲームブラックジャック就職博覧会」を開催している。永進グローバルデーでは、カードゲームブラックジャック企業や関係機関を招待してカードゲームブラックジャック就職説明会や人事担当者による特別講演を開催しているほか、カードゲームブラックジャック就職のコンサルティングや他国の文化体験の機会を提供している。過去に開催された永進グローバルデーには、在韓日本総領事館やオーストラリアのビクトリア州政府、在韓カナダ大使館などに参加いただいている。

カードゲームブラックジャック就職博覧会は、永進専門大学に学生の採用を希望するカードゲームブラックジャック企業を誘致し、学生との採用マッチングを行うイベントで、毎年20～40社の日本企業と、100～300人程度の学生が参加している（表2参照）。

表2：永進専門大学「カードゲームブラックジャック就職博覧会」の参加企業数と参加学生数（単位：社、人）
年	日本企業参加数	学生参加者数
2016	18	167
2017	21	201
2018	39	270
2019	28	316
2020	23	234
2021	25	75

出所：永進専門大学の資料などを基にジェトロ作成

前述のほかにも、学内の施設インフラや通信環境を整備して、学生のオンライン就職面接の際に提供するなど、ハード面でのサポートも行い、総合的に学生のカードゲームブラックジャック就職支援に取り組んでいる。

徹底した学生の事後管理も

質問:: カードゲームブラックジャック就職する学生へのアフターケアは？
答え:: 当大学は2018年2月に東京事務所を開所し、日本に就職した学生のアフターケアや相談対応を積極的に行っている。東京事務所では、就職者の事後管理のほか、優良就職先の発掘や日本国内におけるカードゲームブラックジャック就職関連プログラムの開催、カードゲームブラックジャック就職博覧会の運営支援なども行っている。; 学生の事後管理を通じて、日本の中小企業へカードゲームブラックジャックした当大学の卒業生が、裁量権を持って前向きに仕事に取り組んでいることがわかった。また、カードゲームブラックジャック地については東京や大阪といった大都市へカードゲームブラックジャックする学生も多いが、地方都市でカードゲームブラックジャックした学生も何ら問題なく勤務している印象だ。最近では、勤務地よりも業務内容や企業風土を重要視して企業選びをする学生が多くなっている。

学生のグローバル意識を高めることが重要

質問:: 韓国における労働力流失の問題についての見解は？
答え:: 永進専門大学のある大邱地域では若年層の人材流出に否定的な意見も多いが、当大学としては「若い人材にグローバルな経験をさせるとともに、地域全体がグローバル意識を持つこと」が重要と考えている。ひいては、韓国が国としてグローバル意識を持ち、広い視点で学生のカードゲームブラックジャック就職支援を積極的に実行するべきと思料する。高度な技術を持つマイスターたちが、グローバルな視座を持たないと韓国は国際市場で存在感を失いかねない。特に、最近では、東南アジアや中東といった地域でも国際的な視座でグローバルに活躍する人材が増加している。韓国でも、若い人材の育成に力を入れるとともに、グローバルに活躍できる場を提供し、彼らの可能性を最大化することが当大学の使命だと考えている。

注1：: 韓国南東部に位置する広域市。人口は約240万人で、ソウル特別市、釜山広域市、仁川広域市に次いで4番目に人口が多い。
注2：: 韓国の専門大学は、多くの場合、2年制の短期大学のことを指す。