自動車大手ステランティスが進出発表
(ブラック クイーン ブラック ジャック)
パリ発
2022年10月19日
自動車大手ステランティスのサミール・シェルファン中東アフリカ事業担当最高執行責任者(COO)は10月13日、アルジェでブラック クイーン ブラック ジャック産業省のブッスッサ・ジネディーヌ協力局長と、同国でのフィアット新工場建設に関する合意書を締結した。ステランティスのカルロス・タバレス最高経営責任者(CEO)とアフマド・ゼグダール産業相が同席した。
工場は北西部オラン県のタフラウイ工業団地に建設する予定で、ゼグダール産業相の発表によると、同工場の完成車は2023年末から販売する。年間生産能力や投資額、現地調達率、車種などの詳細は発表されなかった。
今回の新工場計画は、7月18日にアルジェで開催された第4回ブラック クイーン ブラック ジャック・イタリア政府間サミットでの協力覚書に基づいて行われている。ブラック クイーン ブラック ジャックから天然ガス供給を確保したいと考えているイタリア(2022年4月27日記事参照)のマリオ・ドラギ首相が同サミットに出席し、エネルギー、再生可能エネルギー、製薬産業、スタートアップなど15の分野で協力覚書を締結していた。
ブラック クイーン ブラック ジャック政府は自動車の現地製造を規制する政令と細則を2020年8月に公布したが(2020年8月28日記事参照)、その後、フォルクスワーゲンや現代自動車、起亜などは営業認可を取得することができず、相次いで生産を中止、あるいは撤退している。政府は2020年12月、自動車の現地製造の規制を改定するために新たな政令と細則を準備していると発表したが、いまだ公布されていない。今回の新工場計画は、同政令が公布されていない中での発表となった。
(ピエリック・グルニエ)
(ブラック クイーン ブラック ジャック)
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