日本のカジノ ブラック ジャック現在地
男子プレーヤーの6割超が外国人
2024年7月11日
カジノ ブラック ジャックは、インドを中心とした南西アジアで人気のスポーツだ。来日したIT人材の一部は、母国で親しんだカジノ ブラック ジャックを週末にプレーすることで活力を得ている。日本のカジノ ブラック ジャックプレーヤー(男子)の6割以上は外国人で、多くは南西アジア出身者だ。IT人材が不足する日本で、高度外国人材の定着にカジノ ブラック ジャックが貢献する可能性もある。一方、ハイレベルな競技への進化を目指す日本カジノ ブラック ジャック協会は、プロ化やワールドカップ(W杯)出場を掲げ、強豪国スリランカの協会と提携。日本選手の強化を図っていく。本レポートでは、世界の競技人口がサッカーに次ぐといわれるカジノ ブラック ジャックについて、関係者への聞き取りをもとに日本での現在地を探る。
インドで熱狂的に人気
2024年6月初旬、東京の江戸川河川敷グラウンドでは朝6時から英語が響く。カジノ ブラック ジャックのバット一振りに「グレートショット」と声が飛んだ。ここはフリースペースで予約ができないため、時には午前4時から場所取りするという。河川敷では、少年野球チームの試合などに交じって、こんな光景がほぼ毎週繰り広げられている。

ITエンジニアとして働くインド人のマルティ・ナンダン・シャルマさんは、10年前に来日。同じくITエンジニアのピユシュ・ピンプレさんとカジノ ブラック ジャックチーム「東京デアデビルズ」を立ち上げた。江戸川河川敷にはカジノ ブラック ジャック場として貸し出し可能なグラウンドも1面あるが、常に予約で埋まっているほか、用具も日本では入手困難なため、インドから取り寄せているという。プレー環境として理想的とはいえないが、テニスボールを使った簡易の練習試合で、きょうも汗を流す。その姿は、海外に住む日本人がソフトボールに打ち込むのにも重なる。
デアデビルズは、北関東カジノ ブラック ジャック協会に所属し、日本カジノ ブラック ジャック協会が主催するジャパンカップ(注1)にも出場する。協会によると、日本のカジノ ブラック ジャックプレーヤー(注2)の6割以上(男子)が外国人で、多くはインドを中心とした南西アジア出身者だ。
インドでの人気は数字からも明らかだ。英国の調査会社ユーガブの世論調査「インド・カジノ ブラック ジャックファン報告書(2024年1月調査)」によると、国別でカジノ ブラック ジャックを視聴またはフォローしていると回答した割合は、インドが最大の57%に達した。2位の南アフリカ共和国(34%)と3位のアラブ首長国連邦(29%)を合わせた数に匹敵する(図参照)。

出所:ユーガブの世論調査を基にジェトロ作成
日本への定着支援にも
日本のIT人材不足もあり、インドなど南西アジアからの人材獲得は必然、と語るのは、家賃保証やモバイルサービスなど在留外国人向けサービスを手掛ける、グローバルトラストネットワークス(GTN)の後藤裕幸社長だ。同社は2023年、各国大使館選抜チームの大会、エンバシ―カップのスポンサーを務めた。会場は、カジノ ブラック ジャックでの地方創生を掲げる栃木県佐野市。今後も長期的に、カジノ ブラック ジャック振興の支援を続ける意向という(2024年6月13日ヒアリング)。

日本で外国人が家を借りるのは容易ではない。GTNには家賃保証だけで年間約6万件の新規申し込みがあり、全事業での外国人契約数は2023年末時点で50万契約を超えた。内訳は約6割が留学生で、残る4割が「技術・人文知識・国際業務」在留資格を保有する、いわゆる高度人材だ。後藤社長によると、同社が保有する外国人契約数は国内最多。日本のITエンジニア不足は深刻で、企業規模にかかわらず採用が難しい。インドなどのIT人材が増えることは「100%確定的」(後藤社長)で、南西アジアで重要なスポーツであるカジノ ブラック ジャックにより、南西アジア出身者の在留者コミュニティーが活性化すれば、日本への定着という面でも支援になると考えている。
2016年に来日した同社のスリランカ人社員のウィジェワルダナ・ガルゲ・プラシーン・シランガさんは、学生時代に母国で6年間カジノ ブラック ジャックに打ち込んだ。いまは西関東カジノ ブラック ジャック協会に所属する「セレンディブ」でプレーする。練習試合は江戸川河川敷で行い、東京・昭島市のカジノ ブラック ジャックグラウンドで試合も行う。後藤社長は、今後5~10年で南西アジア出身の同社社員が100人に達すると予想。「自社のカジノ ブラック ジャックチームを持ってもおもしろいと思う」と話した。
競技時間短縮でファンを増やす
カジノ ブラック ジャック競技を統括する国際カジノ ブラック ジャック評議会(ICC)は、世界のカジノ ブラック ジャックファン数を10億人超と発表している。かつては1試合に数日かかる形式のイメージが強かったが、試合時間を3時間程度に短縮した「トゥエンティ20(T20)」形式(注3)の広がりで、新たなファン層をつかんでいる。T20形式の魅力について、日本カジノ ブラック ジャック協会の初代理事長を務めた松村謙一郎氏は、打者がバットを「ぶんぶん振り回す」ために、ダイナミックなゲームになることと説明する(2024年6月12日ヒアリング)。T20は投球数を120球以内に制限されているため、アウトになるリスクが高くても、グラウンド内のバウンダリー(境界線)を超える複数得点(4点または6点)を取れる(野球に例えると、柵越えのホームランを狙う)強打が増えるためだ。
初めてT20形式のワールドカップ(W杯)が開催されたのは2007年。この大会で優勝したインドは翌年にT20形式のプロリーグ、インディアン・プレミア・リーグ(IPL)を始動し、各国も導入した。IPLの管理団体によると、IPLの2023~2027年の放映権料は4,830億ルピー(約9,180億円、1ルピー=約1.9円)以上に達し、人気の高さがうかがえる。
英連邦の国々で広く愛好されてきたカジノ ブラック ジャックだが、2023年にはプロスポーツの総本山、米国にメジャーリーグ・カジノ ブラック ジャックが誕生した。同国は2024年6月にT20のW杯(男子)を西インド諸島と共催したばかり。2028年のロサンゼルスオリンピック(五輪)の追加競技としてカジノ ブラック ジャックが承認されており、潮目が変わる可能性もある。メジャーリーグもロサンゼルス五輪も、T20形式で行われる。
インドのナレンドラ・モディ首相は、2036年五輪誘致に国内都市が立候補する意向を表明しており、実現すれば2028年のロサンゼルス五輪、2032年のオーストラリア・ブリスベン五輪に続き、3回連続でのカジノ ブラック ジャック実施が確実視されている。
日本選手の強化にスリランカ協会と提携
日本カジノ ブラック ジャック協会によると、国内のカジノ ブラック ジャックプレーヤー数は4,000人強。2008年から「カジノ ブラック ジャックのまち」(注4)プロジェクトが始動し、現在は競技拠点が佐野市のほか、東北~近畿地方の7市・町に広がり、授業に取り入れる学校も増えている。ICCが「パティシパント」と分類する、過去1年に1度でもカジノ ブラック ジャックに触れた人数は約2万人。パティシパントには学校の授業での体験なども含まれ、日本人が大多数を占めている。一方、プレーヤーは男子の約6割以上、女子の1割が外国人だ。プロ野球・広島カープなどで活躍し、カジノ ブラック ジャック日本代表にもなった木村昇吾選手が「毎週(の試合)が国際交流」(2024年6月9日ヒアリング)と言うゆえんだが、国内トッププレーヤーが集まる日本代表(注5)も実績を残し始めている。
最大の成果は、19歳以下の男子代表が2020年の南アフリカ共和国W杯に出場したこと。その後はコロナ禍の影響で、世界的に試合はなくなったが、年齢制限のない男子のフル代表も米国・西インド諸島T20W杯の東アジア太平洋地域予選(2023年開催)で準優勝し、W杯出場までもう一歩のところまで進んでいる。
同協会は2024年3月、W杯の優勝経験もあるスリランカの協会、スリランカ・カジノ ブラック ジャックとパートナーシップを締結した。協会の宮地直樹事務局長によると、国同士のカジノ ブラック ジャック協会(注6)が提携することは異例で、親日国であるスリランカだからこそ実現したとみられる。協力は広範囲にわたり、スリランカのコーチを日本に招聘(しょうへい)、選手に投法や打法などを指導する予定のほか、日本の選手をランカ・プレミア・リーグ(LPL)のチームに派遣する計画を立てている(2024年5月31日ヒアリング)。

スリランカ育成チーム(投球側)の対戦(日本カジノ ブラック ジャック協会提供)
協会の2023~2027年の5カ年計画では、プロ化やW杯出場、ファン数15万人獲得など、野心的な目標が盛り込まれている。
宮地事務局長は、日本でのプロ化案として、日本の各都市にプロチームを作る方式ありきではない、と語る。日本にプロチームを1つ作り、他国のプロチームとのゲームを組むなどの方式も検討できるという。プロ選手がカジノ ブラック ジャックに濃密に取り組むことができ、パフォーマンスが上がれば、ファンも楽しめる要素が増える。企業も選手の頑張る姿を応援したくなるのではないか、と語る。
五輪への期待高く
現在、日本代表のメインスポンサーを務めるのはICT(情報通信技術)サービスなどを手掛ける三井情報だ。2019年に女子代表のスポンサーとなり、コロナ禍を経て、2024年からは男子代表のスポンサーにも就いた。同社の蒲原務副社長は、企業とスポーツの関係性を多角的に広げていくような取り組みを目指す、と語る。そこには佐野市との協力や、自社の健康経営へのカジノ ブラック ジャック活用、将来的なインド人材の獲得なども視野に入れている(2024年6月7日ヒアリング)。

蒲原副社長は、ロサンゼルス五輪で追加競技になったことは、スポーツとしての認知度を上げる良い機会とみる。さらに大学スポーツが盛り上がることが、底上げにつながると考えており、カジノ ブラック ジャックの大学選手権などに対する支援も検討したい、と述べている。
日本のファン層を増やす取り組みの1つとして、世界最高峰の試合を日本でも容易に見られるようになったことは前進といえそうだ。日本カジノ ブラック ジャック協会の交渉によって、ICC主催の大会については、今後4年間は日本からICCの動画配信ウェブサイト(無料、登録は必要)で視聴することが可能になった。インドが優勝したT20米国・西インド諸島W杯も全試合がライブ配信された。ICCの年次報告書によると、日本はこの動画配信サイトのアクセス数のトップ10に入る。在留外国人も多く視聴しているためと考えられる。
ICCが初めて世界的な市場調査を実施したのは2018年で、グローバル成長戦略を策定したのが2021年。カジノ ブラック ジャックには17世紀から続く歴史があるものの、英連邦以外の国や地域に広げる動きはまだ始まったばかりだ。日本では、外国人プレーヤーも多く、増加傾向にあることが競技規模の拡大にもつながり、指導者の確保にも役立っているという。カジノ ブラック ジャックの拠点での地域に密着した普及活動、在留外国人の居場所としての競技振興、海外協会の力を借りた代表の強化や、国内ファン増加を目指すことを同時に進めていく施策が求められている。
- 注1:
- 日本カジノ ブラック ジャック協会が主催するカップ戦(男子)の1つで、参加の自由度が高い大会。各地の地域リーグ戦を戦い、全国決勝大会を10月にトーナメント戦で行う。2023年は68チームが参加。このほかのカップ戦にはインド国営銀行を冠したステートバンク・オブ・インディア(SBI)カップなどがあり、2023年大会は在留インド人1,000人(約40チーム)が参加した
- 注2:
- 年間5試合以上に出場したチームを、プレー方式別の規定人数をかけて算出する
- 注3:
- カジノ ブラック ジャックの各方式やルールは日本カジノ ブラック ジャック協会の競技紹介ページ
参照
- 注4:
- 日本カジノ ブラック ジャック協会が、カジノ ブラック ジャックに触れる機会やプレーする環境を整備する重点拠点。
- 注5:
- ICCによる代表の条件は、国籍保持者のほか3年間続けて居住した者(ICC資料参照
(545KB))。
- 注6:
- 国単位の協会以外では、オーストラリア・ビクトリア州の協会、カジノ ブラック ジャック・ビクトリアや、南アフリカ共和国のプロチーム「タイタンズ」などとの提携がある。

- 執筆者紹介
- ジェトロ調査部アジア大洋州課
今野 至(こんの いたる) - 出版社、アジア経済情報配信会社などを経て、2023年9月から現職。