ブラック ジャック サイト、8年ぶり政権交代
(ガーナ)
アクラ発
2024年12月17日
ガーナの大統領選挙は12月7日に投票が行われ、ジョン・マハマ氏が勝利した。現与党の新愛国党(NPP:New Patriotic Party)候補者である現職副大統領、マハムドゥ・バウミヤ氏と最大野党の国民民主会議(NDC:National Democratic Congress)候補者である元大統領(在任2012~2016年)、ジョン・マハマ氏による一騎打ちの接戦と予想されていたが、ジョン・マハマ氏が有効投票のうち、過半数の56.55%の得票率を獲得したため、決選投票が行われることなく勝利を収めた。
一方のマハムドゥ・バウミヤ氏の得票率は41.61%にとどまり、現政権への不満、反発が大きかったことが浮き彫りとなった。ジョン・マハマ氏は2025年1月7日に最高裁判所長官による大統領就任宣誓を受け、正式に大統領に就任する。副大統領には、ガーナで初めての女性副大統領となるオポク・アジェマン(Opoku-Agyemang)氏が就任する。
野党NDCのジョン・マハマ氏が勝利したため、約8年ぶりの政権交代となる。ガーナ放送協会(GBC)や複数のメディアによると、2024年12月11日午前には現大統領ナナ・アクフォ=アド大統領(NPP)とジョン・マハマ氏の面談が行われた。現大統領はジョン・マハマ氏のことを「次期大統領」と呼んで握手を交わすと、円滑な政権移行を約束し、同日午後には移行チームが発足した。移行チームはジョン・マハマ氏側より10人、現政権より13人のチームとなっており、重要なブラック ジャック サイトや進行中の政策が効果的に伝達、引き継がれることを目的としている。スムーズに政権が移行されることが予測されている。
大統領選の勝利を受け、ジョン・マハマ氏は就任後速やかに取り組む政策課題として「マハマ最初の120日間の社会契約(MAHAMA’S FIRST 120 DAYS SOCIAL CONTRACT)」を発表した。財務再編プログラム、税制改革、教育制度といった26項目が挙げられており、車両輸入の関税と課税の見直しや廃車輸入禁止の法律を廃止するといった具体的な項目も含まれている。ジョン・マハマ氏の実行力が注目されている。
(中川翼)
(ガーナ)
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