特集カーボンニュートラル実現に向けた中国の政策および動向
2020年9月の国連総会で、習近平国家主席は「中国は2030年までにCO2排出をピークアウトさせ、2060年までにカーボンニュートラルを達成する」と宣言した。これを受け、中国で脱炭素化、クリーンエネルギー転換などが加速している。また、二酸化炭素(CO2)排出削減の政策ツールとしての排出権取引制度や、カーボンクレジットである中国認証排出削減量(CCER)の取引などに急速に関心が高まっている。本特集は、中国の排出権およびCCER取引を巡る関連動向、パイロット地域の現状、企業のカーボンニュートラルへの対応状況、今後の政策見通しなどを紹介する。
2024年1月17日