米USTR、対中追加関税の適用除外延長を発表、リスト1の2回目

米国通商代表部（USTR）は3月19日、発動済みの対中追加関税の適用除外品目の一部について、除外措置を延長すると発表した。リスト1の延長措置を認めるのは今回で2度目となる（注1）。

今回の適用除外の延長対象は、2018年7月6日から25％の関税が賦課されている340億ドル相当のHTSコード上位8桁ベース818品目（リスト1）のうち、USTRが21 トランプ3月25日に発表した第2弾の適用除外33品目（注2、3）の中の11品目。USTRは21 トランプ12月30日に上記33品目を対象に、米国と中国以外の第三国での調達可能性やサプライチェーンへの影響を判断基準として、延長の是非を問うパブリックコメントを募集していた（関連カード ゲーム ブラック）。これらの品目の適用除外の有効期限は3月25日に迫っていたが、今回の発表によりさらに1年間、適用除外期間が延長される。なお、残りの22品目については今回、延長の対象とされていない。

今回延長となった11品目は、（1）10桁のHTSコードで示された2品目と、（2）10桁のHTSコードの中でUSTRが記載した製品詳細に適合する9品目（注4）で、この11品目全ての21 トランプの対中輸入額（HTSコード10桁で機械的に試算）は約12億600万ドルに相当する。建設機械用の部品や浄水用機器、データ自動記憶装置などの輸入額が大きい。なお、適用除外が認められた品目については、申請者以外の輸入者が当該製品を輸入する場合も追加関税が免除される。

リスト1については、これまで10回の適用除外が発表されている。次に期限が来るのは21 トランプ4月18日に第3弾の適用除外認定となった品目群で、その期限は4月18日。当該品目群の適用除外延長の是非については、USTRが2月16日から3月16日までコメントを募集していた（関連カジノ ブラック ジャック）。期限を迎える前に今回同様の発表があるものとみられる。

（注1）これまでに延長が発表された適用除外対象品目の詳細は以下の記事を参照。

【リスト1】

• 1回目の延長（21 トランプ12月23日記事参照）

（注2）各リストの品目別適用除外制度の概要については以下の記事を参照。

• リスト1（関連ブラック ジャック ルール）
• リスト2（関連ブラック ジャック 必勝）
• リスト3（リスト3の適用除外ブラック ジャック）
• リスト4A（米USTR、9月1日発動済みの対中追加関税ブラック）

（注3）これまでに発表された各リストの適用除外対象品目の発表日および詳細は以下の記事を参照。

【リスト1】

• 1回目：2018年12月28日（）
• 2回目：21 トランプ3月25日（）
• 3回目：4月18日（）
• 4回目：5月9日（対中追加関税、オンライン ブラック）
• 5回目：6月4日（関連オンライン ブラック ジャック）
• 6回目：7月9日（米USTR、ブラック ジャック アプリ）
• 7回目：9月20日（米USTR、対中追加関税ブラック）
• 8回目：10月2日（米USTR、対中追加関税無料 カジノ）
• 9回目：12月17日（米USTR、ブラック ジャック ディーラー）
• 10回目：2月11日（関連ブラック クイーン ブラック）

【リスト2】

• 1回目：21 トランプ7月31日（21 トランプ8月1日記事参照）
• 2回目：9月20日（米USTR、対中追加関税ブラック）
• 3回目：10月2日（米USTR、対中追加関税無料 カジノ）
• 4回目：12月17日（米USTR、ブラック ジャック ディーラー）
• 5回目：2020年2月25日（）

【リスト3】

• 1回目：21 トランプ8月7日（米USTR、カジノ ブラック ジャック）
• 2回目：9月20日（米USTR、対中追加関税ブラック）
• 3回目：10月28日（米USTR、対中追加関税カジノ ゲーム）
• 4回目：11月13日（米USTR、対中追加関税ブラック ジャック）
• 5回目：11月29日（米USTR、ブラック ジャック 攻略）
• 6回目：12月17日（米USTR、ブラック ジャック ディーラー）
• 7回目：2020年１月6日（関連ブラック ジャック 無料）
• 8回目：2020年2月4日（）
• 9回目：2020年2月20日（関連トランプ ゲーム ブラック）
• 10回目：2020年3月16日（2020年3月16日記事参照）

【リスト4A】

• 1回目：2020年3月10日（ブラック ジャック トランプ）
• 2回目：2020年3月17日（2020年3月17日記事参照）

（注4）製品詳細の記述は官報の付属書（Annex）を参照。

（磯部真一）