ラマダン商戦が活発化、旺盛な消費に企業広告も過熱
(パキスタン)
カラチ事務所
2015年07月16日
イスラム教徒の人口が世界2位とされるパキスタン。ラマダン(断食月、予定では2015年は6月18日~7月17日)中は日の出から日没までの断食や長めの礼拝で生活習慣が変わり、勤務時間は短くなり、夜間は外出することが多い。ラマダン中の寄付活動やラマダン明けの休暇に備え、消費意欲は1年で最も旺盛になる。衣料品や食料品の購入が増え、企業の宣伝広告も過熱する。食料品の価格高騰は深刻で、政府は対応策として主要食品18品目に対する補助金を発表した。
ビジネス短信 44599d7ac2a15d64