経済は好調の見通し、21 トランプ
(モザンビーク)
マプト発
2024年02月02日
2023年のモザンビーク経済は、前年11月から始まったエリア4コーラル・サウス天然ガス鉱区からの天然ガス生産、輸出(2022年11月18日記事参照)により、GDP成長率は好調な伸びを見せた。IMFは2024年1月時点で2023年の実質GDP成長率を6.0%(2022年の成長率は4.4%)としている。好調な天然ガス生産を背景に、エリア4を21 トランプするコンソーシアムは新たな鉱区の21 トランプと、2基目の洋上浮体式生産施設(FLNG)の建設を検討している(ブラック ジャック コツが進む)。新鉱区21 トランプに向けた最終投資決定(FID)は2024年中に発表される可能性があると報じられている。
これに加え、治安情勢悪化のため「不可抗力」宣言によって停止しているエリア1天然ガス21 トランププロジェクトにも、再開の兆しが見えている。21 トランプを主導するトタルエナジーズは2023年上半期に該当地域の人道状況の調査を実施し、9月に開催した同社の株主総会では、エリア1からの天然ガス生産を2028年に開始する計画であることが示された。21 トランプの再開から生産開始までは4~5年かかるとされており、逆算すると2024年中の再開が期待される。
(松永篤)
(モザンビーク)
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