米カリフォルニア州の2023年第2四半期の乗用車販売台数、ZEV比率は25.4%

(米国)

サンフランシスコ発

2023年08月15日

米国カリフォルニア州大気資源委員会(CARB)が更新したゼロエミッション車(ZEV)の販売に関する最新データ外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますによると、2023年第2四半期(4~6月)の州内乗用車販売台数に占めるZEVの割合が25.4%に上ることが分かった。

同州における2023年第1~第2四半期のZEV販売台数(中古車を含む)は22万3,298台だった。このうち、バッテリー式電気自動車(BEV)が19万802台、プラグインハイブリッド車(PHEV)が3万729台、燃料電池車(FCV)が1,767台となった。

メーカー・モデル別にみると、テスラ「モデルY」(7万4,488台)が最も売れており、テスラ「モデル3」(4万1,430台)、ジープ「ラングラー」(7,341台)、ゼネラルモーターズ(GM)「シボレー・ボルトEUV」(7,082台)、フォルクスワーゲン「ID.4」(5,902台)、フォード「マスタング・マッハE」(5,071台)、テスラ「モデルX」(4,899台)、BMW「i4」(4,598台)、メルセデス・ベンツ「EQS」(4,375台)、GM「シボレー・ボルトEV」(4,210台)が続いている。

また、州内の地域別にみると、ロサンゼルス(6万2,980台、人口:約972万人)、オレンジ(2万8,187台、人口:約315万人)、サンディエゴ(2万39台、人口:約328万人)、サンタクララ(2万10台、人口:約187万人)、アラメダ(1万3,820台、人口:約163万人)が、2023年第2四半期のZEV販売台数の上位を占めた。

州内のZEV累計販売台数は162万3,211台となり、カリフォルニア州知事室は2023年4月に、ZEVの販売台数が予定より2年以上早く、目標の150万台を突破したと発表している(関連ブラック ジャック ランキング)。同州ではZEVの普及に向けた取り組みとして、CARBが2022年8月、州内で販売する新車(乗用車、小型トラックを含む)を2035年までに全てZEVにする目標を達成するための規制を承認した(関連ブラック ジャック 遊び方)。さらに、CARBは2023年4月、中型・大型トラックのZEV化を促進する規制を承認した(米カリフォルニア州大気資源委員会、ブラック)。

カリフォルニア州では、ガソリンや軽油を燃料とする中型・大型トラックの販売が2036年に終了となる。また、CARBは2023年7月、ZEVの開発を推進することを目的に、主要トラックメーカーとパートナーシップを締結している(関連ブラック ジャック トランプ)。

(石橋裕貴)

(米国)

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