2020年米大統領選挙の世論調査、バイデン氏、サンダース氏、ウォレン氏が2桁支持を維持
(米国)
米州課
2019年08月15日
2020年の米国大統領選挙の民主党候補について、調査会社モーニングコンサルトが8月5~11日に実施した世論調査結果(注1)によると、「民主党の予備選で誰に投票するか」という問いに対して、ジョー・バイデン氏が33%と1位で、2位以下は、バーニー・サンダース氏(20%)、エリザベス・ウォレン氏(14%)だった。7月末の第2回民主党候補者討論会後に実施された各種世論調査でも、この上位3人は2桁の支持率を維持している(表1参照、注2)。
モーニングコンサルトの世論調査で好感度を聞いたところ、バイデン氏(75%)、サンダース氏(73%)、ウォレン氏(63%)、カマラ・ハリス氏(54%)に続いて、ベト・オルーク氏(49%)、コーリー・ブッカー氏(46%)、ピート・ブッティジェッジ氏(44%)が上位を占めた。
また、8月3~6日に英国経済紙「エコノミスト」と調査会社ユーガブが共同で実施した世論調査結果によると、民主党候補者討論会の参加者の評価について、7月30日の参加者ではウォレン氏、7月31日ではバイデン氏の評価が高かった(表2、表3参照)。
年齢層で見ると、ウォレン氏の評価は18~29歳(22%)、30~44歳(20%)、45~64歳(20%)、65歳以上(23%)と、若年層と高齢層で比較的高かった。一方、バイデン氏は18~29歳(13%)、30~44歳(13%)、45~64歳(14%)、65歳以上(19%)と、年齢層が高くなるにつれ評価が高くなる傾向だった。
第2回民主党候補者討論会については、ブラック ジャック トランプ。
(注1)調査の実施時期は8月5~11日、対象者は民主党予備選投票予定者1万7,117人。
(注2)各調査の実施時期、対象者は次のとおり。サーベイUSA:8月1~5日。民主党予備選投票予定者999人。エコノミスト、ユーガブ:8月3~6日。民主党支持者573人。
(松岡智恵子)
(米国)
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