ブラック ジャック アプリ新車登録台数でEVのシェアが9%に

(EU)

ブリュッセル発

2018年11月20日

欧州の環境非政府組織(NGO)トランスポート&エンバイロメント(T&E)は11月8日、欧州の電気ブラック ジャック アプリ市場に関する報告書を発表PDFファイル(外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)した。

同報告書によれば、2017年に欧州で受注された電気バス(注)は1,031台で、2016年(約400台)の約2.5倍となった。欧州では、2018年半ば時点で約1,600台の電気バスが走行しており、2019年半ばまでにさらに約1,600台の導入が予想されている。2018年のバスの新規登録台数に占めるブラック ジャック アプリ割合は9%に上ると推計しており、ブラック ジャック アプリ需要拡大は今後数年、継続する見込みだという。

ブラック ジャック アプリ普及が進む国としては、オランダが2018年上半期までの通算受注台数が最も多く、次が英国で、両国ともに400台を超える。さらに、フランス、ポーランド、ドイツと続き、これらの上位5カ国で欧州全体の過半数を占める。

メーカー各社のブラック ジャック アプリ販売状況をみると、中国の比亜迪汽車(BYD)が9月20日、欧州で通算600台以上の電気バスを販売したと発表した。これは、欧州市場のシェア20%に当たるという。また、オランダのバスメーカーVDLバス&コーチは9月、西欧で500台目となる電気バスを販売したと発表した。さらに、ポーランドのソラリスは、9月に累計330台以上の電気バスを販売・受注したと発表しており、報告書では、これら3社が欧州全体の電気バス販売の半数近くを占める市場の牽引役とされている。

欧州ブラック ジャック アプリメーカーのEV市場参入が加速

EUでは、トラックやブラック ジャック アプリなど大型商用車から排出される二酸化炭素(CO2)を2030年までに2019年の水準から30%削減する法案が5月17日に発表され、欧州議会の環境委員会で10月18日、削減目標をさらに35%に引き上げる修正案が採択されたところだ(2018年10月26日記事参照)。こうした規制動向に沿うかたちで、欧州ブラック ジャック アプリメーカーの電気ブラック ジャック アプリ市場への新規参入も加速している。

9月20~27日に開催されたIAAハノーバー国際モーターショー(2018年10月15日記事参照)では、ブラック ジャック アプリ生産開始を発表する企業が相次いだ。ドイツのダイムラーは2018年末に、同じくドイツの商用車メーカーMANは2019年中の生産開始、さらにスウェーデンの商用車メーカーのスカニア(フォルクスワーゲン傘下)は、2018年中のブラック ジャック アプリ販売を目指していると発表している。

(注)バッテリーを搭載したブラック ジャック アプリとトローリーブラック ジャック アプリ。

(大中登紀子)

(EU)

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