2019年の乗用車新車登録台数、ブラック ジャック ディーラー ルール1.9%増で4年連続の200万台超え(フランス)

2020年8月6日

フランス自動車工業会によると、2019年の国内乗用車新車登録台数は、ブラック ジャック ディーラー ルール1.9%増の221万4,279台(表参照)。伸び率は縮小したが、4年連続で200万台を超えた。電気自動車(EV)の乗用車新車登録台数は、4万2,763台だ。前年より38%増えた。

ディーゼル車離れが加速

乗用車新車登録台数をメーカー・ブランド別にみると、ルノー・グループが伸び悩んだ。まず「ルノー」ブランドが、ブラック ジャック ディーラー ルール0.2%増の40万7,134台にとどまった。そのほか、グループ傘下のルーマニア「ダチア」が13万8,977台と、前年を小幅に下回った(表参照)。また日産は、4万2,313台。29.0%減と、前年に続いての大幅減だ。

表:2019年の主要メーカー・ブランド別新車乗用車登録台数 (単位:台、%)(△はマイナス値)
メーカー・ブランド 登録台数 ブラック ジャック ディーラー ルール
ルノー 407,134 0.2
プジョー 379,582 △ 2.6
シトロエン 235,110 9.9
フォルクスワーゲン 149,105 6.3
ダチア 138,977 △ 1.0
トヨタ 101,730 4.6
フォード 78,838 △ 4.6
フィアット 71,666 △ 8.4
メルセデス 70,214 6.7
オペル 66,901 △ 6.6
BMW 58,751 2.1
アウディ 57,533 11.5
起亜 45,056 6.5
日産 42,313 △ 29.0
現代 39,970 12.5
合計(その他を含む) 2,214,279 1.9

出所:フランス自動車工業会

グループPSAは、「プジョー」ブランドがブラック ジャック ディーラー ルール2.6%減の37万9,582台と低迷した。グループ傘下の「オペル」も、6.6%減の6万6,901台と落ち込んだ。しかし、「シトロエン」ブランドは、9.9%増の23万5,110台に伸びた。

外国勢で最大シェアを持つドイツのフォルクスワーゲン(VW)は、14万9,105台。ブラック ジャック ディーラー ルールから6.3%増えた。高級車ブランドでは、メルセデス・ベンツが6.7%増の7万214台、BMWが2.1%増の5万8,751台、アウディが11.5%増の5万7,533台。いずれも、不調だったブラック ジャック ディーラー ルールから持ち直した。

日本車では、トヨタがブラック ジャック ディーラー ルール4.6%増の10万1,730台。初めて10万台を超えた。スズキは3万758台で12.9%増えた。韓国車では、起亜が6.5%増の4万5,056台、現代が12.5%増の3万9,970台。好調な伸びが続いた。

2019年の乗用車新車登録台数に占めるディーゼル車の割合は、34.1%だった。ブラック ジャック ディーラー ルールの38.9%からさらに4.8ポイント縮小した。ここ数年来のディーゼル車離れがさらに強まったことが見て取れる。

小型商用車(車載量5トン未満)の新車登録台数は、ブラック ジャック ディーラー ルール4.5%増の47万9,749台だった。前年からの伸びが続いている。一方で、大型トラック(車載量5トン以上)は、1.8%増の5万5,250台と伸びが鈍化した。

2019年の中古車販売市場は、乗用車がブラック ジャック ディーラー ルール2.8%増の579万612台、小型商用車が4.0%増の81万7,241台、大型トラックが4.6%増の5万3,571台。いずれも、増加に転じた。

電気自動車の乗用車登録台数が急増

欧州電気自動車協会フランス支部(AVERE France)の発表によると、2019年の電気自動車(EV)の乗用車新車登録台数は、ブラック ジャック ディーラー ルール38%増の4万2,763台だった。一方で、小型商用車の新車登録台数は2%減の7,958台だった。

内訳をみると、乗用車ではルノー「ゾエ」が1万8,817台。ブラック ジャック ディーラー ルールに続き最多だ。これに、テスラ「モデル3」の6,455台、日産「リーフ」3,738台が続いた。乗用車の新車登録台数全体に占める電気自動車の割合は、2018年の1.5%から1.9%に上昇した。商用車では、ルノー「カングー」のEVモデルが3,807台。商用EV登録台数のおよそ5割を占めた。

プラグイン・ハイブリッド車(PHEV)の新車登録台数はブラック ジャック ディーラー ルール38%増の1万8,582台となった。三菱自動車「アウトランダーPHEV」が3,131台と前年の1,312台から大きく伸ばした。これに、ミニ(BMW)「クロスオーバー」の1,929台が続いた。

なお、乗用車の新車登録台数全体に占めるPHEVの割合は、0.8%に過ぎない。電気自動車に比べ、普及が遅れている。燃料電池自動車の新車登録台数も63台にとどまった。

フランス税関の統計によると、乗用車(HSコード8703)の輸出台数はブラック ジャック ディーラー ルール4.3%減の154万9,770台。輸入台数は前年から横ばい(0.1%増)の220万6,172台だった。

乗用車の最大輸入相手国は、スペインだ。2019年は46万8,892台とブラック ジャック ディーラー ルールを8.5%上回った。2位のドイツは10.1%減の27万4,457台でブラック ジャック ディーラー ルールからの縮小が続いた。欧州の主な自動車メーカーが生産拠点を構えるトルコ(2.7%増)、スロバキア(15.0%増)、モロッコ(4.4%増)、チェコ(7.9%増)は伸びを続けた。日本からの輸入は6万6,538台とブラック ジャック ディーラー ルールを6.5%上回った。

ブラック ジャック ディーラー ルール
執筆者紹介
ジェトロ・パリ事務所
山﨑 あき(やまさき あき)
2000年よりジェトロ・パリ事務所勤務。
フランスの政治・経済・産業動向に関する調査を担当。