輸出入手続

最終更新日:2023年12月11日

輸出入許可申請

品目によって、経済産業省、保健省、農業省等から許可を取得する必要あり。

Free Import Order of 1978(2014年に改定)」の付属書にて規定された品目については、輸入許可(ライセンス)の取得が義務付けられている。許可申請先は、品目によって経済産業省、保健省、農業省等。ライセンスの許可期間は、品目によって異なる。通常10日程度で発行される。

必要書類等

商業用インボイス3通(原産地、日付、売り手・買い手の名前、住所、品名の説明、量や大きさ、重さ、取引価格、支払方法を記載)、BL2通。

輸入手続

イスラエルに輸入される物品には、3通の商業用インボイスが必要。輸出業者は、各自のインボイスを使用することが認められているが、次の事項を記載する必要がある。原産地証明、発行年月日、売り手・買い手の名前、住所、電話番号、商品の説明、量または寸法、グロスおよびネットの重量、取引価格、支払方法など。また、BL(Bill of Lading)2通も必要。必要書類は商品によって異なる。
各種輸入ライセンスの概要と必要書類(Import Licenses Specifications外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます

安全規格検査

これまで税関から引き取る際に、イスラエル規格協会での検査が義務付けられていた輸入品に関しては、2005年6月1日以降、4つのカテゴリーに分類されて検査されることになった。この改正により、規格への適合が求められる400品目のうちの半数にあたる200品目の手続きが簡素化された。

  1. グループ1:公共の健康や安全に高レベルの危険を及ぼし得る物
    玩具、家電製品、圧力容器、携帯用消火器など。税関での引き取りには積荷ごとの検査が必要。
  2. グループ2:公共の健康や安全に中レベルの潜在的な危険を及ぼし得る物
    サングラス、各種バルブ、管継手、カーペット、屋根防水シートなど。これらの品目は、1度検査を受け、輸入業者がその後の積荷に関して同様の基準を満たすと宣言すれば、その後の積荷の検査は省略される。
  3. グループ3:公共の健康や安全に低レベルの内在的危険を及ぼし得る物
    陶製壁タイルなど。検査を必要としないが、規格に適合したものであることを輸入業者が宣言する必要がある。
  4. グループ4:一般消費者向けでない産業用
    電気産業用部品など。税関からの引き取りに際して、特段の証明を必要としない。

2022年6月以降、輸入コストの削減、競争の導入、輸入品目の拡大などを目的として、輸入に関する規制が順次変更された。家電製品等の省エネルギー基準を含む国際標準の導入(2022年6月)、エネルギー(2022年9月)、食品(2023年1月)や化粧品(2023年4月)輸入時の管理変更、並行輸入時の手続き簡略化などが行われた。

イスラエル規格協会(The Standard Institution of Israel外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます
所在地:42 Chaim Levanon St., Tel-Aviv, 6997701, Israel
Tel:+972-3-6465154

査証

必要なし。

その他

特になし。

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