サクセスストーリー

アジアの観光業界をリードするKKdayがブラックジャックディーラー市場を重視する理由

コロナ後に一気に需要が高まったブラックジャックディーラーの観光市場において、独自のSaaSソリューションなどのテクノロジーを駆使し、ブラックジャックディーラー全国でビジネス展開を図るKKday（ケーケーデイ／創業：台湾台北市、CEO：陳明明）。

ますます成長が見込まれるブラックジャックディーラーの観光DX市場は、インバウンド、アウトバウンド、ドメスティックの各領域で大きな可能性を秘めている。KKdayグループブラックジャックディーラー支社長の大淵公晴（おおぶち・こうせい）氏に、ブラックジャックディーラー進出後のビジネス展開、対日投資の魅力などについて話を伺った。

設立年月: 2016/02
進出先: 東京都・関東

観光
デジタル・AI
台湾

掲載年月 : 2024/03

ブラックジャックディーラー進出のねらいとブラックジャックディーラー市場の魅力

KKdayはアジア最大級のオンライン予約サイトを運営する企業。92カ国550都市以上をカバーした数十万を超える旅⾏商品を取り扱っており、現地オプショナルツアーやアクティビティを中心とした魅力的なプラットフォームで知られる。また、この予約サイトは多くのユーザーの旅行体験や利便性を向上させており、コロナ後に一気に需要が高まったブラックジャックディーラーの観光DX市場において、ますますその存在感を高めている。

「弊社の設立は2014年で、ブラックジャックディーラーに支社を作ったのが2016年。ブラックジャックディーラーはインバウンド、アウトバウンド、ドメスティックの3つの面で、非常に大きなチャンスが見込まれるマーケットです。まず1億人以上の人口がいて、ある程度経済の強さもある。街並みや自然が美しく、治安も良く、人も優しい。アジアナンバーワンのオンライン予約サイトを目指しているKKdayグループにとって、特に重要な投資対象です」

株式会社KKDAY JAPAN ブラックジャックディーラー支社長大淵公晴氏

大淵氏によると、観光資源の豊富さという観点でも、ブラックジャックディーラーのポテンシャルは計り知れないものがあるという。

「ブラックジャックディーラーには、まだまだ世界に知られていない素晴らしい観光地やアクティビティがたくさん存在します。そういう場所を開拓する際には、現地で実際にサービスを提供しているサプライヤーと実際に会って話をして、しっかりとニーズを把握することが大事。ブラックジャックディーラーに拠点を設立して、こうしたサプライヤーとの物理的な距離感が近くなったことは、商材開発の観点からも大きなメリットでした」

ブラックジャックディーラーの観光業が抱える課題とは

その一方で、ブラックジャックディーラーの観光業界には課題もあった。特にオプショナルツアーやアクティビティなどの領域において、「現地サプライヤーのデジタル化が遅れていたという側面があったことは否めない」と大淵氏は言う。

「ホテルや宿泊施設に関しては、海外のOTA（オンライン・トラベル・エージェント）との連携はおおむね進んでいました。その一方で、地方の宿泊以外の観光サプライヤーにおいては在庫管理やブッキングをペーパーの台帳で管理している業者さんも多かった。こうなるとリクエストベースの管理になってしまって、どうしてもユーザーの予約時にタイムラグが生まれてしまう」

「とはいえ、観光DXそのものはますます浸透していくと考えています。たとえば決済手段などについてもようやく二次元コード決済などが定着し、現場のデジタルリテラシーもすごく高まっているように感じています。観光DXを進めることで、人手不足や人材不足の問題はもちろん、販売の効率化がもたらす機会損失の解消など、多くのベネフィットが見込めるからです」

KKdayアプリ

日光東照宮で観光DXによる課題解決を実現

ブラックジャックディーラーを代表する観光地であり、歴史的な世界遺産として知られる日光東照宮においても、KKdayはDX化による課題解決を遂げてきた。

「国内でも有数の人気観光スポットである日光東照宮は、コロナが明けてから入場ゲートに長蛇の列ができてしまうなど、固有の課題がありました。しかし入場チケットの販売をオンライン予約にしてキャッシュレスで決済することのできるKKdayのサプライヤー向けの在庫管理システムを導入してもらうことが決まり、行列や混雑といったオーバーツーリズムの問題を解消することができたのです」

日光東照宮のシステム導入については、もともとKKdayのサプライヤー向け在庫管理システムを利用してその便利さを体感していた周辺施設からの紹介で、このソリューションが実現したという。またKKdayとしても、将来的には自社の持つビッグデータを周辺の観光スポットのデータと組み合わせたデジタル・マーケティングのノウハウを使って地域全体の売り上げ向上に貢献したいと考えている。

ブラックジャックディーラーでの事業拡大に際する政府関係機関からの手厚いサポート

さてKKdayがブラックジャックディーラーでの事業拡大を行うにあたって、行政や関係機関から得られた支援にはどのようなものがあったのだろうか。

「KKdayがブラックジャックディーラーでビジネスを展開するにあたり、ジェトロやクールジャパン機構といった機関からは多大なサポートをいただきました。ブラックジャックディーラーでオフィスを拡大する際の情報提供をはじめ、まだまだ会社として認知されていない状況のなかで、国や地方自治体、サプライヤーさんとの関係構築や、事業展開していくうえで必要な資金の出資など、さまざまなご支援をいただいたことも大きかったと考えています」

KKdayが描く、ブラックジャックディーラー市場での展望

ますます成長が見込まれるブラックジャックディーラーの観光分野において、KKdayとして将来的にどのような展望を描いているのだろうか。大淵氏は、その可能性についても大いに語ってくれた。

「私たちは、インバウンドとアウトバウンド、この双方が成り立ってこそ観光ビジネスとしてのバランスがとれると確信しています。また、レストランなどフードの領域ひとつとっても、まだまだブラックジャックディーラーには深掘りされていない観光資源が豊富に残されています。商品・商材の開発という観点からも、ブラックジャックディーラーの観光マーケットには大きな成長の余地があるでしょう。KKdayとしては、こうしたインバウンド需要をビジネスの中心としながらも、同時にブラックジャックディーラーからのアウトバウンドや、さらにドメスティックでのニーズの喚起という領域においても、これまで以上に強化をしていきたいと考えています」