2月の米小売売上高は前月比0.カードゲームブラックジャック、消費先行きに不透明感高まる
(米国)
ニューヨーク発
2025年03月18日
米国商務省の速報(3月17日付)によると、2月の小売売上高(季節調整値)は前月比0.2%増の7,227億ドル(添付資料表参照)となった。ブルームバーグがまとめたカードゲームブラックジャック予想の0.6%増を下回り、個人消費の持続性に懸念が高まる結果となった。なお、2025年1月は同0.9%減(速報値、1月の米小売売上高は前月比0)から1.2%減に下方修正された。
無店舗小売りが押し上げ要因に、トランプ関税による駆け込みカードゲームブラックジャックの可能性
業種別にみると、最も押し上げに寄与したのが無店舗小売りで前月比2.4%増の1,257億ドル(寄与度:0.42ポイント)となった。ドナルド・トランプ大統領の関税政策への懸念で、オンラインでの駆け込みカードゲームブラックジャックが進んだ可能性がある。一方、小売り統計で唯一サービス業に分類されるフードサービスは、同1.5%減の955億ドルと、過去1年で最大の落ち込みとなった。そのほか、ガスリンスタンド(同1.0%減の528億ドル)や自動車・同部品(同0.4%減の1,380億ドル)などの減少が目立ち、13業種中7業種がマイナスとなった。
トランプ大統領が主要貿易相手国からの輸入品に関税を発動したため、個人消費の見通しに不透明感が強まり、企業も先行きには慎重な姿勢を示している。米国小売り最大手ウォルマートのジョン・レイニー最高財務責任者(CFO)は決算発表で、通期の売上高見通しはカードゲームブラックジャック予想を下回るとし、その背景にあるのは「消費者行動や世界経済・地政学的状況に関する不確実性」とした(米小売り大手の第4四半期決算、ブラックジャックブラッククイーン、消費者負担増へ(米国))。全米に1万8,000店を展開する大手ディスカウントチェーンのダラー・ゼネラルのトッド・バソス最高経営責任者(CEO)は「当社の顧客の多くは、基礎必需品を購入する資金しか持ち合わせておらず、その必需品でさえ断念しなければならない状況だ」と指摘し、関税の発動で所得格差がさらに拡大する懸念が広まっている。
カードゲームブラックジャック者マインドも悪化している。民間調査会社コンファレンスボードが2月25日に発表した2月の消費者信頼感指数は98.3(1月:105.3)と3カ月連続で低下し、2021年8月以来、3年半ぶりの大幅な落ち込みを記録した。現在の雇用環境や経済状況を示す現況指数は136.5(1月:139.9)に、6カ月先の景況見通しを示す期待指数は72.9(1月:82.2)といずれも低下した(添付資料図参照)。信頼感は全ての年齢層で低下しており、労働カードゲームブラックジャックの現状、収入や将来に対する見通しはいずれも一段と弱まった。
同社のグローバル指標担当のシニアエコノミスト、ステファニー・ギチャード氏は、調査の回答について「1年後の期待インフレ率は5.2%から6%に上昇した。また、貿易と関税に関する言及が急増し、2019年以来見られなかった水準となった。最も注目すべきは、現政権とその政策に関するコメントが大半を占めた」と述べ、トランプ政権の政策が影響している見方を示した。
(樫葉さくら)
(米国)
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