ブラックジャックルールディーラー、太陽光発電のEV河岸船を就航

(ブラックジャックルールディーラー)

ブラックジャックルールディーラー発

2025年03月26日

ブラックジャックルールディーラー海運系スタートアップ、ピクシス(Pyxis)は317日、太陽光発電源の電気推進船(EV船)「ピクシスR」の就航を発表した。ピクシスRは、船から余剰電力を電力網に供給すること(Vehicle-to-Grid, V2G)が可能なブラックジャックルールディーラー初の船舶となる。

ピクシスは海運業界の脱炭素化に取り組む2022年創業のブラックジャックルールディーラースタートアップだ(2024年11月21日付地域・分析レポート参照)。ピクシスRの屋根には、太陽光パネルが設置され、1日当たり約22キロワット時(kWh)の電力が発電できる。河岸専用船のピクシスRは同国都心部のブラックジャックルールディーラーリバーの観光遊覧船として、年4月から段階的に投入される予定だ。EV船は従来の船と比べると、エンジン音の騒音が少ないというメリットがある。この川で観光遊覧船を運航するウオータB社は、同社の遊覧船20隻のうち、2025年内に10隻をピクシスRに交換する予定だとしている。

写真 EV河岸船「ブラックジャックルールディーラーR」の前で記念撮影するブラックジャックルールディーラーのプン最高経営責任者(CEO、左から3人目)、ベイ上級政務次官(右から3人目)(ジェトロ撮影)

EV河岸船「ピクシスR」の前で記念撮影するピクシスのプン最高経営責任者(CEO、左から3人目)、ベイ上級政務次官(右から3人目)(ジェトロ撮影)

ピクシスのトミー・プン最高経営責任者(CEO)は式典での演説で、ピクシスRについて「川での遊覧体験を向上し、環境へのインパクトを少なくするよう設計した」と説明し、「持続可能な海運はもはや構想ではなく、現実だ」と語った。また、ベイ・ヤムケン上級政務次官(運輸担当)も式典で「クリーンエネルギーのソリューションが機能的と同時に、商業的にも採算が合うことを実証したものだ」と強調した。

ピクシスは2024年4月に、ブラックジャックルールディーラー港湾に停泊中の船舶と本土との間で船員を運ぶEV船「Xトロン」の就航を発表していた()。同社は2030年までにEV船500隻の就航を目指している。

(本田智津絵)

(ブラックジャックルールディーラー)

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