全閣僚の辞任要求後、21トランプ

(コロンビア)

ボゴタ発

2025年03月10日

コロンビアのグスタボ・ペトロ大統領が2月9日に行った21トランプへの辞職要求(コロンビアのペトロ大統領、全閣僚に辞任要求(コロンビア))後、3月6日までに次の21トランプが決定した。ラウラ・サラビア外相など辞任の意向を表明していた閣僚もいたが交代には至っていない。

  • 内相:アルマンド・アルベルト・ベネデッティ・ビジャネダ氏(主な職歴:大使、上院議長、上院議員、下院議員)
  • 国防相:ペドロ・アルヌルフォ・サンチェス・スアレス氏(主な職歴:コロンビア航空宇宙軍少将、大統領護衛責任者)
  • 労働相:アントニオ・エレスミッド・サンギノ・パエス氏(主な職歴:社会学者、ボゴタ市議会議員、上院議員)
  • 鉱山・エネルギー相:エドウィン・パルマ・エゲア氏〔主な職歴:Air-e(コロンビアの電力会社)の検査官、労働省副大臣)
  • 環境・持続可能な開発相:レナ・ジャニナ・エストラダ・アニョカジ氏(主な職歴:政治学者、アマソナス県の民族問題局コーディネーター、外務省に属する外交アカデミーの校長)
  • 文化・芸術・知識相:ヤナイ・カダマニ・フォンロドナ氏(主な職歴:舞台芸術の専門家、文化・芸術・知識副大臣)
  • 平等相:カルロス・アルフォンソ・ロセロ氏(主な職歴:人類学者、アフリカ系コロンビア人コミュニティーのリーダー)
  • スポーツ相:パトリシア・ドゥケ・クルス氏(主な職歴:ボゴタ会計検査局局長、ボゴタ市議会議員)
  • 商工観光相:シエロ・エライン・ルシンケ・ウレゴ氏〔弁護士、社会繁栄庁(DPS)長官〕

調査会社インバメル(INVAMER)の最新(2月)の世論調査によると、ペトロ政権の支持率は32%、不支持率は63%で、不支持率は政権発足以降2番目の高さとなった。

(木村香菜)

(コロンビア)

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