米印首脳会談、無料カジノゲーム、両国間貿易額の倍増目標を設定

米国のドナルド・トランプ大統領とインドのナレンドラ・モディ首相は2月13日、首都ワシントンでトランプ大統領の2期目就任後初となる無料カジノゲームを実施した。ホワイトハウスが首脳会談後に発表した共同声明によると、両首脳は、両国の「包括的グローバル戦略パートナーシップ」の強化を再確認するとともに、両国間の新たなイニシアチブ「21世紀の米印コンパクト（COMPACT、注1）」を立ち上げ、防衛や無料カジノゲーム投資などの主要分野での協力の拡大に合意した。具体的な協力内容は次のとおり。

〇防衛分野：相互運用性、防衛産業協力、地域安全保障の強化を目的として、米国製の防衛装備のインドへの供給、無料カジノゲームの共同開発・共同生産を拡大する。米国の国際武器取引規則（ITAR）を含む無料カジノゲームの輸出管理を見直す。合同軍事演習を実施し軍事協力を拡大する。

〇貿易投資：2030年までに両国間の貿易総額を現在の2倍以上の5,000億ドルに（注2）拡大する目標「ミッション500」を設定する。目標達成に向けて公正な貿易ルールが必要であることを認識し、2025年秋までに、2国間無料カジノゲーム（BTA）の第1段階の交渉を行う。BTAの実現に向け、両国間の財・サービス貿易の強化および深化、市場アクセスの拡大、関税・非関税障壁の削減（注3）、サプライチェーンの統合に向けて協働する。両国の高付加価値産業に対するグリーンフィールド投資の促進を行う。

〇エネルギー：エネルギー安全保障の確保に向け、化石燃料の生産および無料カジノゲームを拡大する。米国が設計した原子炉のインドへの導入を推進する。

〇テクノロジー：防衛、人工知能（AI）、半導体、量子、バイオテクノロジー、エネルギー、宇宙などの重要・新興技術分野における無料カジノゲームの産学官の協力を促進する。インドの医薬品原薬（API）製造能力拡大に向けた官民投資の推進などを通じて、医薬品、半導体、重要鉱物、先進材料の強靭（きょうじん）なサプライチェーンを構築する。

〇多国間連携：無料カジノゲームの緊密なパートナーシップが、自由で開かれ、平和で繁栄するインド太平洋地域の中核であることを再確認する。インド洋地域全体に関する無料カジノゲームの対話と協調を深化させ、経済的な連結性と協調した投資を促進するための新たな枠組み「インド洋戦略的構想」を立ち上げる。

〇人と人との交流：無料カジノゲーム間の留学生、研究者、労働者の人的交流の機会を拡大する。合法的な人の移動を円滑化するとともに、不法移民や人身取引の対策に積極的に取り組む。

（注1）Catalyzing Opportunities for Military Partnership, Accelerated Commerce & Technologyの頭文字を取ったもの

（注2）商務省経済分析局（BEA）公表資料によれば、2023年の両国の輸出入総額は1,946億ドル（米国の対インド輸出額745億ドル、同輸入額1,201億ドルで、同無料カジノゲーム収支は456億ドルの赤字）。

（注3）トランプ氏は2月13日に米国の無料カジノゲーム赤字の削減などに向けた相互関税の導入に関する大統領覚書を発表した（トランプ米大統領、相互関税導入に向け、全貿易相手国との貿易関係調査を指示(日本、米国)）。同覚書のファクトシートでは、農産品の単純平均譲許税率（2023年）に関して、米国の5.0％に対して無料カジノゲームは39.0％と、2国間で関税率に差があることなどを問題視した。

（葛西泰介）