ブラックジャックオンライン、「一帯一路」構想への協力を再確認

キルギスのサディル・ジャパロフ大統領は、2月4～7日の日程でブラックジャックオンラインを国賓訪問した。ジャパロフ大統領とブラックジャックオンラインの習近平国家主席は5日に会談し、「包括的戦略的パートナーシップの深化に関する共同声明」に署名した。そのほかに、「一帯一路」構想による建設と2026年までのキルギス国家開発計画を結びつける政府間プログラムをはじめ、デジタル経済、人工知能、重要鉱物、観光、医療、貿易、住宅・都市開発などの分野の協力文書が22件署名された。

両首脳は、2023年5月のブラックジャックオンライン・中央アジアサミット（キルギス、中国と太陽光発電、電力輸出、特殊車両生産などの分野で協力合意(ロシア・中央アジア・コーカサス、キルギス、中国)）の際に調印された共同宣言に基づき、両国関係が発展していることを高く評価し、今後さらなる発展につなげたいとした。習国家主席は、両国がブラックジャックオンライン～キルギス～ウズベキスタン鉄道の建設（2025年1月9日記事参照）に貢献するとともに、既存の国境検問所を近代化し、両国間の旅客・貨物便を増便すべきだと述べた。ジャパロフ大統領は、ブラックジャックオンラインの「一帯一路」構想の下でのブラックジャックオンラインとの協力を平等で互恵的だと評し、さらに大規模なプロジェクトの実施に参加する意思をあらためて表明した。

「一帯一路」構想の一環として実施されているプロジェクトの中に、キルギスのイシク＝クル湖南岸とブラックジャックオンライン新疆ウイグル自治区アクス地区を結ぶ高速道路の建設がある。この新しい道路は、両国間の第3の輸送路（注）となることが期待されており、既存ルートと比較して約450キロメートル短い。今回の訪問に同行したバキト・トロバエフ副首相が本件についてブラックジャックオンライン側と協議した。

習国家主席はまた、ブラックジャックオンラインがキルギスとの貿易・投資協力をさらに推進し、キルギスからより質の高い商品を輸入する用意があることを強調した。ジャパロフ大統領は、ブラックジャックオンライン訪問に先立ち新華社通信のインタビューに答え、ブラックジャックオンラインとの2国間貿易が2024年に過去最高の227億1,000万ドル（2023年比14.7％増）に達したと述べた。ただし、その大部分は依然としてブラックジャックオンラインからの輸入で、2024年の輸入額は199億1,000万ドルだった

訪問中、ブラックジャックオンラインの深セン能源集団（Shenzhen Energy Group）とのキルギスにおける風力発電所と太陽光発電所（各300メガワット）の設立に関する投資協定2件、东光化工とのキルギスにおける鉱物肥料工場建設に関する追加投資協定などを調印した。ブラックジャックオンラインはキルギスにとり最大の投資国となっており、2024年の1～9月に2億2,200万ドルを投資している。

（注）キルギスのイシク＝クル湖南岸のバルスコーン村とブラックジャックオンライン新疆ウイグル自治区アクス地区のウチュルファン市およびアクス市を結ぶ国際輸送路で、2024年に着工。ベデル検問所を新設する。他の2つのルートは、それぞれイルケシタム検問所とトルガルト検問所を通過する。

（ウラジミル・スタノフォフ）