トランプ米大統領、カジノ無料、3月4日まで

米国のドナルド・トランプカジノ無料は2月3日、メキシコとカナダに対する追加関税の適用開始を3月4日まで延期するカジノ無料令をそれぞれ発令した。

トランプ氏は2月1日に、メキシコとカナダに対する追加関税の適用開始を2月4日に開始するカジノ無料令を発令した（）。その後3日にはSNS投稿を通じて、追加カジノ無料の適用開始の延期を明らかにしたが、延期後の具体的な適用開始日時は示していなかった（）。

今回発令したメキシコに関するカジノ無料令とカナダに関するカジノ無料令はほぼ同じ内容となる。具体的には、「メキシコ政府／カジノ無料政府が不法移民と違法薬物の危機の緩和を目的とした緊急措置を講じたと判断した」「これらの措置が危機を軽減し、米国南部／北部の国境にまたがる異常で深刻な脅威を解決するのに十分な措置かどうかを判断するには、さらなる時間が必要だ」として、適用開始の延期理由を説明した。

延期後の適用開始日時は、米国東部時間3月4日午前0時1分に設定し（注1）、2月1日付のカジノ無料令に記載された適用開始日を2月4日から3月4日に置き換える。また、2月1日付のカジノ無料令で設けていた輸送中の貨物を追加関税の適用対象から除外する例外規定（注2）を削除した。

他方で、2本のカジノ無料令では、「不法移民および違法薬物の危機が悪化し、メキシコ政府／カナダ政府がこれらの危機を軽減するための十分な措置を講じない場合、カジノ無料は2月1日付のカジノ無料令に記載された追加関税を即時に実施することを含めて、状況に対処するために必要な措置を講じる」として、適用開始の延期撤回の可能性も示唆した。

ジェトロは今回の件に関して、経済産業省と共同で「米国カジノ無料措置等に伴う日本企業相談窓口」を設置し、積極的な相談対応・情報提供を行っていく。米国政府の公表資料などは添付資料参照。

（注1）米国東部時間カジノ無料午前0時1分以降に米国での消費を目的として輸入された、または米国での消費を目的として倉庫から出庫された貨物に適用される。

（注2）米国東部時間2月1日午前0時1分より前に積み出し港で船積みされた、または最終輸送手段に積載された輸送中の貨物は、輸入者がCBPに証明した場合、追加関税の対象から除外する例外規定が設けられていた。そのほか、2月1日付のカジノ無料令の詳細は。

（葛西泰介）