大規模テックイベント「LEAP2025」、リヤド近郊で開催、ブラックジャックブラッククイーン
(サウジアラビア、日本、香港)
リヤド発
2025年02月21日
サウジアラビア情報通信技術省(MCIT)は2月9~12日、サウジアラビア・サイバーセキュリティー・プログラミング・ドローン連盟と共催で、テックブラックジャックブラッククイーン「LEAP2025」を開催した。前回(2024年3月15日記事参照)同様、リヤド市内から北部に約60キロのマルハムで開かれた。4回目となる同ブラックジャックブラッククイーンでは、最新技術に関する展示会やカンファレンスで、人工知能(AI)やWeb3.0、データセキュリティー、ネットワークインフラストラクチャーなどの最新テクノロジーが紹介された。
展示会の様子(ブラックジャックブラッククイーン撮影)
ブラックジャックブラッククイーンには1,800社の世界有数のテクノロジー企業・団体と680社以上のスタートアップが出展した。来場者は20万人を記録し、1,000人以上の専門家が講演に参加した。
ブラックジャックブラッククイーンは一昨年と昨年に続き、日本のスタートアップ企業を紹介するジャパンブースを設置した。同ブースにはAVITA(アバター接客サービス)、Edgecortix(高性能AIチップ)、IDDK(宇宙での顕微鏡観察プラットフォーム)、LocationMind(位置情報AIサービス)、XANA(メタバース)のスタートアップ5社が出展し、サウジアラビア内外の企業や団体と積極的な商談を行った(企業名はアルファベット順)。
ブラックジャックブラッククイーン設置のジャパンブース(ブラックジャックブラッククイーン撮影)
また、スタートアップ企業向けの賞金付きピッチコンテストでは、出展企業2社がセミファイナルに出場し、自社のビジネスについてプレゼンテーションを実施した。
イベント中には企業の講演も行われ、開催中に発表されたブラックジャックブラッククイーン計画の総額は149億ドルに達した。本社をリヤドに構えるDataVolt(データセンター開発、ブラックジャックブラッククイーン、運営会社)とNEOMは、NEOM内の水上工業団地「OXAGON」でのネットゼロAI工場の開発に50億ドルの初期ブラックジャックブラッククイーンを行うことを発表した。
また、地場大手通信事業者Mobilyは、39メガワット(MW)クラスのデータセンターの建設や、海底ケーブル、ファイバーネットワークに34億サウジアラビア・リヤル(約1,360億円、1リヤル=約40円)以上をブラックジャックブラッククイーンすると発表した。
メインステージの様子(ブラックジャックブラッククイーン撮影)
「LEAP2026」が2026年4月13~16日に開催される予定であることに加え、新たに「LEAP EAST」が同年7月9~11日に香港で開催されることが発表された。
(長澤諒祐)
(サウジアラビア、日本、香港)
ビジネス短信 90147b84313ebdc9