オーストラリア中銀が4年ぶり利下げ、ブラックジャックランキング
(オーストラリア、ブラックジャックランキング)
シドニー発
2025年02月26日
オーストラリア準備銀行(RBA、中央銀行)は2月18日、政策金利を0.25ポイント引き下げ、4.10%とすることを発表した。2023年11月に4.35%に引き上げた後、2024年12月まで1年間にわたり、9会合連続で据え置いていた。利下げの実行は2020年11月以来4年3カ月ぶりとなる。
RBAのミシェル・ブロック総裁は引き下げ決定の背景について、インフレ率が2022年のピークから大幅に低下したことを挙げた。オーストラリア統計局(ABS)が1月29日に発表した2024年第4四半期(10~12月)消費者物価指数(CPI)統計(第4四半期のCPI上昇率、前期比でオーストラリアは0.2%で横ばい、ニュージーランドは0.5%へ低下(オーストラリア、ニュージーランド))では、基調的なインフレを反映するトリム平均値(前年同期比)が第3四半期(7~9月)から0.4ポイント減の3.2%となり、インフレ圧力が予想よりやや早く緩和した。さらに、民間需要の伸びや賃金の上昇圧力が弱まっており、RBA理事会は、インフレ率がRBAの目標圏内(2~3%)の中間値に向けて持続的に低下しているとの確信を強めたとした。しかし、今後の見通しについては、同総裁はインフレの上振れリスクが残っているとし、理事会はさらなる金融政策の緩和については引き続き慎重だと説明した。
公共放送ABC(2月18日付電子版)は、大手銀行のウェストパック銀行、ナショナルオーストラリア銀行(NAB)、オーストラリア・ブラックジャックランキング銀行(ANZ)、コモンウェルス銀行がRBAの発表後わずか数分後に住宅ローン金利の引き下げなどを相次いで発表、2月末~3月初旬に利率の改定が行われ、家計負担の軽減につながるだろうと報じた。
一方、ブラックジャックランキング準備銀行(RBNZ、中央銀行)は2月19日、2025年最初の政策金融委員会を開催し、政策金利(オフィシャル・キャッシュレート:OCR)を0.5ポイント引き下げ、3.75%とすることを決定した。RBNZは2024年7月まで8会合連続で5.50%に据え置いていたが、2024年8月に0.25ポイント、10月に0.5ポイント、11月に0.5ポイントと3会合連続で引き下げを実施していた。
ブラックジャックランキング統計局が1月22日に発表した2024年第4四半期の消費者物価指数(CPI)上昇率が前年同期比2.2%となり、金融政策委員会の目標圏内(1~3%)の中間付近にあることや、今後も中期的に範囲内にとどまるという見通しから、RBNZは引き下げの継続を決定した。
(青島春枝)
(オーストラリア、ブラックジャックランキング)
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