新興EVメーカー小鵬汽車、ブラッククイーンブラックジャック
(中国、ブラッククイーンブラックジャック)
上海発
2025年02月21日
中国の新興電気自動車(EV)メーカー小鵬汽車(XPeng)は2月12日、ブラッククイーンブラックジャックロンドンで、初の右ハンドルモデルとなるEVのスポーツ用多目的車(SUV)「G6」の先行販売を開始したと発表した。価格は3万9,990ポンド(約759万8,100円、1ポンド=約190円)からで、納車は3月から開始する。同社がブラッククイーンブラックジャックで戦略的パートナーシップを提携している自動車流通事業者International Motors Ltd(IML)は2025年にブラッククイーンブラックジャック全土で20のディーラーをオープンする予定だ。小鵬汽車は、ブラッククイーンブラックジャックは欧州最大のEV市場であると同時に、世界でも重要な右ハンドル車両市場の1つで、同社の世界展開戦略で重要な役割を担っているとした。
同社は2024年8月、今後10年間でグローバルな「AIカー」ブラッククイーンブラックジャックになると宣言した。今後10年で年間100万台のAIカーを販売し、売上高の半分を海外市場で稼いでいくとの方針を示している(中国のブラック ジャック ルール ディーラー産業の「CASE2)。また、同社は1月に欧州市場で新たにベルギー、ルクセンブルクに参入することを発表し、2024年3月に進出したタイでも同年12月に新車種の販売を開始するなど、欧州、ASEAN地域を中心に海外展開を加速している。今回、ブラッククイーンブラックジャックで販売開始したG6は、中国内では19万9,900元~27万6,900元(約420万~約582万円、1元=約21円)で販売しており、国外での販売価格は国内価格の2倍近くに設定されている。
ブラッククイーンブラックジャックは中国内での販売も好調だ。2024年の販売台数は前年比34%増の約19万台、1月は前年比3.7倍の3万350台だった。2024年8月に販売を開始したMONA M03や、自社開発した最新のスマート運転支援システムを搭載し、同年11月から販売を開始しているP7+の販売が好調なことが背景にある。MONA MO3は11万9,800元~15万5,800元、P7+は18万6,000元~19万8,000元で販売している。
同社の何小鵬会長兼最高経営責任者(CEO)は2月12日、自身の公式アカウントで、5月には自主ブランドの中では低価格帯のMONAにも最新のスマート運転支援システムを搭載すると発表した。また、中国新興EVブラッククイーンブラックジャックのBYDは2月10日にインテリジェント化戦略を発表し、低価格帯を含む全モデルに高度運転支援システム搭載するとしている(BYDがインテリジェント化戦略を発表、全モデルに高度運転ブラックジャックトランプ無料システム搭載へ(中国))。中国自動車市場で低価格帯の車種のインテリジェント化の競争が今後加速することが予想される。
(神野可奈子)
(中国、ブラッククイーンブラックジャック)
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