英政府、リブラック ジャック ルール ディーラークルマークの表示義務化を見送り

(英国)

ロンドン発

2024年12月20日

英国政府は、2027年4月からのリブラック ジャック ルール ディーラークルマーク表示の義務化を目指して2024年5月1日に規則の草案をWTO/TBT通報(注1)していたが、今期の議会に提出した「2024年生産者責任義務(包装および包装廃棄物)規則」には、リブラック ジャック ルール ディーラークルマーク表示の義務化が盛り込まれなかった。同規則は12月3日に上下両院で承認されており、12月11日に環境・食料・農村地域省(DEFRA)の政務次官が署名して成立した。

リブラック ジャック ルール ディーラークルマーク表示の義務化は、包装に関する拡大生産者責任(Extended Producer Responsibility for packaging:「EPR」、2024年8月26日記事参照)の一環として導入が予定されていた。5月の草案では、ブランド所有者、包装・充填(じゅうてん)業者、輸入者または英国で最初の所有者となる者は、供給商品の包装のリブラック ジャック ルール ディーラークル可能性を評価し、リブラック ジャック ルール ディーラークル可または不可の文言またはマークを商品にラベル表示しなければならないとされていた。

食品業界誌「The Grocer」の9月18日の報道では、EUから「欧州大陸のラベル表示計画と調和しておらず、英国のEU離脱後のウィンザーフレームワーク(英政府、ギャンブル ゲーム 無料意)に違反する」と反対意見があり、英国政府がそれを受け入れた、と報じていた。

リブラック ジャック ルール ディーラークルマーク表示の義務化は見送られたが、EPRの対象生産者(注2)に対する包装廃棄物に関するデータの報告義務は2023年から始まっており、大規模生産者(注3)に課す廃棄物処理費用の負担は、今回成立した規則に基づき、2025年10月から請求されることになる(2024年8月26日記事参照)。初年度の基本料金例は9月30日に改定版が公表外部ブラック ジャック ルール ディーラートへ、新しいウィンドウで開きますされている。

(注1)WTOでは、貿易に関する技術的障害を軽減・除去することを目的としたTBT協定(貿易の技術的障害に関する協定)により、規格・認証制度を制定・改正するにあたり、その案の概要を、WTO事務局を経由し各締約国に事前に通報することになっている。

(注2)「生産者」とは、実際に英国で対象品を生産する者のみならず、対象品を英国市場に輸入する者なども含む。対象生産者の基準は、年間売上高100万ポンド(約1億9,600万円、1ポンド=約196円)超、かつ年間包装投入量25トン超。

(注3)大規模生産者の基準は、年間売上高200万ポンド超、かつ年間包装投入量50トン超。

(林伸光)

(英国)

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