シェルが大型LNG輸出プロブラック ジャック サイトクトのパートナーに

(アルゼンチン)

ブエノスアイレス発

2024年12月23日

アルゼンチン国営石油会社YPFは12月19日、液化天然ガス(LNG)の生産、ガスパイプラインと液化プラントの建設、流通までを統合した大型プロブラック ジャック サイトクト「アルヘンティーナLNG」に、マレーシアの国営石油会社ペトロナスに代わって、石油メジャーのシェルが参画すると発表した。

「アルヘンティーナLNG」はLNGの輸出プロブラック ジャック サイトクトで、ネウケン州のバカ・ムエルタ専用鉱区で生産したガスを全長580キロの専用パイプラインで、リオ・ネグロ州のシエラ・グランデに建設するガス液化プラントまで輸送し、そこで液化して輸出するというものだ。YPFによると、両者が締結したのはプロブラック ジャック サイトクトの第1フェーズに関するプロブラック ジャック サイトクト開発契約(PDA)で、第1フェーズの液化能力は年間1,000万トンとしている。

既報のとおり、YPFは「アルヘンティーナLNG」の開発をマレーシアのペトロナスと共同で進めていた()。2024年7月、ガス液化プラント建設予定地をシエラ・グランデに決定したと発表した後、ペトロナスがプロブラック ジャック サイトクトから撤退すると報じられていた。YPFは、シェルが開発に参加することで、ペトロナスの同プロブラック ジャック サイトクトへの参加は終了するが、YPFとペトロナスはこれまでどおり、ネウケン州バカ・ムエルタのラ・アマルガ・チカ地域でのシェールオイルの開発に共同で取り組むとしている。

(西澤裕介)

(アルゼンチン)

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