中東カード ゲーム ブラック ジャック、イスラエル国防軍によるゴラン高原の緩衝地帯支配を非難
(エジプト、イスラエル、ヨルダン、トルコ、カタール、サウジアラビア、中東)
カイロ発
2024年12月12日
イスラエル国防軍(IDF)は12月8日、シリア国境とゴラン高原の間にある緩衝地帯に部隊を配置した(2024年12月10日記事参照)。シリアのアサド政権の終焉(しゅうえん)は1974年に両国が合意した兵力引き離し協定(注)が崩壊したことを意味する、とネタニヤフ首相が述べたことに対し、エジプトはじめ中東カード ゲーム ブラック ジャックがこれを非難する声明を発表している。
エジプト政府は12月9日、国家カード ゲーム ブラック ジャックサービスホームページで、イスラエルはシリアの不安定な政情に便乗して領土支配を拡大し、シリアに新たな現実を押し付け、国際法規範をさらに侵害している、と非難した。
ヨルダン国営ペトラ通信社は12月9日、アイマン・サファディ副首相兼外務・移民相が下院議会で、この侵略行為は国際法違反でありシリアの主権を侵害するものだと非難した、と報じた。
トルコ外務省は12月10日付発表で、シリア国民がようやく長年待ち望んできた平和と安定が実現する可能性がある微妙な時期に、イスラエルは再び占領精神を露呈した、と非難した。
カタール外務省は12月9日付声明で、イスラエルによる占領はシリアの主権に対する露骨な攻撃だ、と述べた。
サウジアラビア外務省は12月9日付発表で、国際社会がイスラエルの違反行為を非難し、シリアの主権と領土保全を尊重すること、ゴラン高原がシリアの領土であることを再確認する必要性を強調した。
(注)イスラエル・シリア兵力引き離し協定:1974年5月31日に締結された、イスラエルとシリア間の兵力引き離し地帯と、その両側への兵力・装備制限地域の設置、また、その履行を監督するための国連監視団の設置を求める協定。
(リーム・モスタファ、西澤成世)
(エジプト、イスラエル、ヨルダン、トルコ、カタール、サウジアラビア、中東)
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