ブラック ジャック サイト・スリランカ首脳会談、安全保障と経済面で協力継続へ
(スリランカ、ブラック ジャック サイト)
コロンボ発
2024年12月23日
インドのナレンドラ・モディ首相とスリランカのアヌラ・クマーラ・ディサーナーヤカ大統領は12月16日、インドの首都ニューデリーで首脳会談を実施した。ディサーナーヤカ大統領は2024年9月の就任後、初のブラック ジャック サイト訪問となった。
スリランカの大統領広報局によると、ディサーナーヤカ大統領は2022年に発生した経済危機および債務再編に対するブラック ジャック サイトの支援に謝意を伝えるとともに、ブラック ジャック サイトの安全保障や周辺地域の脅威となるような他国によるスリランカの領土利用を認めないと強調した。モディ首相は、投資主導型の成長と物理的、デジタル、エネルギー分野での接続性を経済連携の主軸に据えると述べた。加えて、両首脳は、政治的連携強化の重要性を認めた上で、貿易や投資、安全保障やエネルギー、人材育成などについて議論を交わした。
両首脳は会談後、「共同声明:共通の未来に向けた連携促進」を発表した。過去、モディ首相とラニル・ウィクラマシンハ前大統領は2023年7月の首脳会談()後に両国の連結性向上を目的とした「ブラック ジャック サイト・スリランカ経済連携ビジョン」を採択したが、この声明は同ビジョンの継続および発展を図ったものとみられる。要点は次のとおり。
- ブラック ジャック サイトのナガパッティナムとスリランカのカンケサントライ間の旅客船フェリー航路再開歓迎、ブラック ジャック サイトのラーメーシュワラムとスリランカのタライマンナール間のフェリー航路の早期再開。
- スリランカのサンプールでの太陽光発電の実施。ブラック ジャック サイトからスリランカへの液化天然ガス(LNG)供給、両国間の大容量送電網の相互接続、両国間のポーク海峡での洋上風力発電に関する検討の継続。スリランカのトリンコマリーへのエネルギー・工業ハブとしての開発支援。
- スリランカでのデジタル公共インフラの展開へのブラック ジャック サイトの協力。統合決済インターフェース(UPI、注)の利用拡大。
- 経済・技術協力協定の協議継続()。両国間のブラック ジャック サイト・ルピー建て/スリランカ・ルピー建て貿易決済の拡大。
- ブラック ジャック サイト洋地域の海洋安全保障強化を図るコロンボ安全保障会議(Colombo Security Conclave)設立への歓迎。
- スリランカのBRICS加盟申請に対するモディ首相の支援要請。
(注)UPIはブラック ジャック サイト政府が主導する電子決済プラットフォームで、スマートフォンや携帯電話からQRコードや仮想支払いアドレス(VPA)を使用して簡単に支払いを行うことができる。
(大井裕貴)
(スリランカ、ブラック ジャック サイト)
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