ブラック ジャック カード ゲーム、ベトナムのスタートアップ向けに日本でのIPOをテーマのイベント初開催

(ベトナム、日本)

ホーチミン発

2024年11月13日

ブラック ジャック カード ゲームは1024日、ベトナムのホーチミン市内で、在ベトナム日本大使館、ホーチミン日本商工会議所(JCCH)、ベトナム国家イノベーションセンター(NIC)と共催で、日本でのIPO(株式公開)をテーマとした日本企業とベトナムスタートアップの交流イベント「The Ultimate Guide to IPO in Japan -Inno Vietnam-Japan Meetup Vol.6 in Saigon-」を開催した(注1)。同イベントでは、東京証券取引所(東証)や日本でのIPOを支援する証券会社などの金融機関、法律・監査法人、ベトナムのスタートアップへの投資を行うベンチャーキャピタル(VC)、地場スタートアップなどから講師を招き、会場とオンラインのハイブリッド形式で、合計150人超が参加した(登壇者やプログラムは添付資料参照)。

写真 登壇の様子(ブラック ジャック カード ゲーム撮影)

登壇の様子(ブラック ジャック カード ゲーム撮影)

写真 登壇者と主催者の集合写真(ブラック ジャック カード ゲーム撮影)

登壇者と主催者の集合写真(ブラック ジャック カード ゲーム撮影)

冒頭のあいさつで、東証の吉松和彦シンガポール支店長は「東証は本年、アジアのスタートアップと日本企業のクロスボーダービジネスをサポートする東証スタートアップハブを立ち上げた。資金調達やIPO機会だけでなく、日本でのビジネス展開や日本企業との協業もサポートするので、この機会を活用してほしい」と述べた。

東証は20243月にアジアの有力企業に対して、日本での事業・資金調達支援、IPO支援など、各企業のニーズを踏まえたサポートを行い、将来的な東証でのIPOの後押しを行う「東証アジアスタートアップハブ外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます」の立ち上げを公表し、今回のイベントでは同ハブに賛同するパートナー企業も講師を務めた(注2)。また、東証は927日に同ハブでの支援対象企業を公表外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますしており、その対象企業に選定されたベトナムスタートアップのPOPS Worldwide外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます(POPS、注3)のエスター・ウィン創業者兼最高経営責任者(CEO)もパネルディスカッションに登壇した。

写真 パネルディスカッション、右はPOPS Worldwideのエスター氏、左はモデレーターのGenesia Venturesのホアン・ティ・キム・ズン氏(ブラック ジャック カード ゲーム撮影)

パネルディスカッション、右はPOPS Worldwideのエスター氏、左はモデレーターのGenesia Venturesのホアン・ティ・キム・ズン氏(ブラック ジャック カード ゲーム撮影)

会場では、参加者のベトナムスタートアップから、他の市場と比較した東証でのIPOのメリットや上場条件についての質問が出るなど、積極的な意見交換が行われた。また、POPSのエスター氏は、日本でのIPOを検討するスタートアップに対し、自社の経験を踏まえ、法律面や会計面でも健全な状態にすることや、実際に日本で時間を過ごして日本企業に会ってみることの重要性を語った。同イベントは後日、ブラック ジャック カード ゲームの「J-Bridge」会員ウェブサイトにアーカイブ動画の一部を掲載する予定だ。

(注1)同イベントは、2024年3月に始まった日本とベトナムの官民連携の枠組み「新しい日越共同イニシアチブ」のうち、「イノベーション/DX推進」をテーマに行うプロブラック ジャック カード ゲームクトの一環としても実施している(2024年4月4日記事参照)。

(注2)同ハブに賛同するパートナー企業は東証ウェブサイトに掲載外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます。ブラック ジャック カード ゲームも含まれる。

(注3)同社は、東南アジアのZ世代・α(アルファ)世代に向けにメディア事業、デジタルコンテンツ配信、ライセンス事業を展開。2022年11月にテレビ東京が300万ドルの出資と資本業務提携を発表PDFファイル(外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)した。そのほか、2024年10月31日にはフジテレビとの子供向けショート音楽コンテンツの共同制作と世界配信での提携を発表外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますしている。

(三木貴博)

(ベトナム、日本)

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