米オープンAI、メディア大手ハーストとコンテンツ契約を締結
(米国)
サンフランシスコ発
2024年10月17日
対話型人工知能(AI)の「ChatGPT」などの開発を手掛ける米国のオープンAI(本社カリフォルニア州サンフランシスコ)は10月8日、サンフランシスコ・クロニクル、ヒューストン・クロニクル、エスクァイア、コスモポリタンなど、40以上の地方紙や20以上の雑誌を保有する大手メディア企業ハーストとコンテンツ契約を締結したことを発表した。
この契約により、ハーストは週に2億人の利用者を持つChatGPTに、地方ニュースやライフスタイルなど多様なコンテンツを提供することになる。ハーストのコンテンツにはすべて引用や直接リンクが付され、トランプ ゲーム ブラック ジャック源に簡単にアクセスできるようになっている。オープンAIは、すでに主要な出版社とコンテンツ使用契約を結んでいる(米オープンAI、ブラック ジャック)。
オープンAIの最大の出資者である米国マイクロソフトも、同様の契約を結び始めており、AIアシスタントの「コパイロット」に表示されるコンテンツに対し、出版社に報酬を支払う契約となっている。マイクロソフトはオンラインサービスにおいて、出版社とコンテンツ提供ライセンス契約を結び報酬を支払っていたが、AI関連製品はその契約に含まれていなかった。生成AI検索スタートアップの米国パープレキシティ(本社:カリフォルニア州サンフランシスコ)も、出版社と収益共有プログラムを開始している。
また、米国アップルも生成AIの学習データ利用に関してニュースメディア大手と契約を進めるなど、生成AIによるコンテンツ利用への対価の支払いの流れが見られる。
(松井美樹)
(米国)
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