ブラック ジャック トランプ やり方、ホタテ関連企業と商談
(メキシコ、日本)
メキシコ発
2024年07月02日
メキシコにおける日本産ホタテの代替加工実証事業(注)に協力中のバハカリフォルニア(BC)州水産養殖業庁(SEPESCA)、および同州エンセナダ市の水産加工企業バハ・マリン・フーズ(Baja Marine Foods)とアテネア・エン・エル・マル(Atenea en el mar)が6月24~28日に訪日した。目的は次の3点。
- 日本の政府関係機関への同実証事業の進捗共有と日本企業のビジネスミッション(日本企業14社、メキシコのブラック)のフォローアップ
- 日本産ホタテの取り扱い企業と加工工場への訪問と商談実施
- バハカリフォルニア州産水産物へ関心を持つ日本企業との商談実施
日本の政府関係機関への訪問では、農林水産省、水産庁、外務省、ジェトロにおいて、BC州が日本産ホタテの代替加工事業に協力することで、現地水産業の強靭(きょうじん)化や企業の国際化を目指していることを伝えた。東京と北海道におけるホタテ取り扱い企業との商談では、中国の日本産水産物の禁輸措置による輸出への影響や、中国企業による北海道でのホタテ原貝の調達状況と代替加工地として輸出している国(主にベトナム、タイ、インドネシア向け)のブラック ジャック トランプ やり方などを話し合った。また函館では、ホタテの加工工場を訪問し、殻むき、洗浄、殺菌、冷凍方法といった一連の流れを視察するとともに、外国人技能実習生の社内での活躍ぶりや北海道の水産業への貢献度合い、といった点についても意見交換がされた。
水産物の供給元候補としてのバハカリフォルニア州という側面も
日本の水産庁が2024年6月11日に発表した「令和5年度水産白書」によれば、2022年の日本の漁業・養殖業の生産量は392万トンで、最盛期だった1984年比で7割減だった(同年は1,282万トン)。また、農林水産省の「令和5年漁業・養殖業生産統計」によると、2014年比で2023年は、サンマが約89%減の2万6,000トン、スルメイカが約88%減の2万トン、カタクチイワシが約44%減の11万4,000トンのように大幅に減少しており、全体で約22%減の372万4,000トンとなった。水産物の調達が年々難しくなっており、BC州産水産物へ関心を持つ日本企業複数社から、主にイカ、イワシ、メルルーサ、マグロなどの魚種に対する調達希望が目立った。
(注)メキシコにおける日本産ホタテの代替加工実証事業については、次の地域・分析レポート「挑戦、新ホタテ回廊構築(1)~(3)」、動画レポート「世界は今-JETRO Global Eye」を参照。
- 挑戦、新ホタテ回廊構築(1)「動き始める日・米・中の商流」
- 挑戦、新ホタテ回廊構築(2)「アジアにない強みを探る(メキシコ)」
- 挑戦、新ホタテ回廊構築(3)「メキシコでの加工利点と課題は明確」
- 動画レポート「世界は今-JETRO Global Eye」「ホタテが大ピンチ! ブラック ジャック ブラック クイーンを目指す秘策」
(志賀大祐)
(メキシコ、日本)
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