タイTCCグループ、食品卸売りセンターを6月に正式開業と発表
(タイ)
バンコク発
2024年05月08日
タイの大手財閥TCCグループ傘下で不動産事業を手掛けるアセット・ワールド・コーポレーション(Asset World Corporation:AWC)は、バンコクの中心部にあるプラトゥーナム地区に、食品の卸売りの場を提供する「AEC フード・ホールセール・プラトゥーナム(AEC FOOD WHOLESALE PRATUNAM)」を6月26日に正式開業すると発表した。タイ国内外の食品産業や食品卸と、同社が持つホテルやレストランなどのネットワークを含めた各国の食品バイヤーのコンタクトハブになることを目指す。4月11日には、ジェトロを含む各国関係機関を招待した意見交換会を開催した。当初は2023年6月に開業する計画だった(関連カジノ 無料 ゲーム参照)。
AEC フード・ホールセール・プラトゥーナムは、オフラインとオンラインを組み合わせてBtoB向けに食品の卸売りを行う施設。オフラインの店頭では、商品の販売や展示だけでなく、各種相談機能や料理デモを行うキッチンなど多様な機能を備えている。またオンラインでは、同社独自アプリ「フェニックス・ボックス(Phenix Box)」に登録し、商品を販売することもできる。
詳細は公式ウェブサイトを参照のこと。同サイト上では現在、テナント入居などに関する問い合わせも受け付けている。また、5月10日までウェビナー形式のオンライン説明会を行っており、フォームから申し込むことが可能。
(谷口裕基)
(タイ)
ビジネス短信 212b18dda2eb1122