ニトリグループがベトナム初出店へ、今冬の開業を予定
(ベトナム)
ホーチミン発
2023年12月11日
家具やインテリア用品の小売業などを展開するニトリホールディングス(本社:札幌市)は11月30日、今冬、ベトナムへ初出店すると発表した。ニトリグループは既に中国や香港、台湾など、ブラック ジャック 勝率で158店舗を展開している(国内は808店舗)が、ベトナムへの出店は今回が初となる。
1号店は、7月にベトナム南部ビンズオン省で開業した、大型ショッピングセンターの「ソラガーデンズSC」にオープンする予定だ(関連ブラック ジャック ゲーム)。同ショッピングセンターは、東急の子会社のベカメックス東急が運営しており、「イオンベトナム」のコンパクトGMS(総合スーパー)のほか、日系の小売店が主に入居している。ベカメックス東急のプレスリリースによると、ニトリの売り場面積は約1,600平方メートルで、キッチン用品、寝具やソファ、ベッドなどの主力商品を中心に4,000品目を販売する予定だ。
ニトリホールディングスのプレスリリースで、同社代表取締役会長兼最高経営責任者(CEO)の似鳥昭雄氏は「今後長期間にわたる著しい経済成長が見込まれ、ニトリグループを支えているサプライチェーンの中核であるアジア地域での事業展開を加速している(注)。アジアの成長を取り込み、アジアのお客様のニーズに迅速に応えるべく、出店ペースを一段と加速する」と述べた。
ニトリグループは、商品企画から製造・物流・販売まで一気通貫で行っている。ベトナムでは北部ハノイ市と南部バリア・ブンタウ省にある製造工場のほか、自社専用商社や多くのサプライヤー企業を有しており、東南アジア地域のサプライチェーンマネジメントを担っている。生産拠点であるベトナムで、今後は店舗網の構築を進めるべく、今後10年間で70店舗を目標に店舗拡大をする方針だという。
(注)アジア地域では、2022年にマレーシアとシンガポールにそれぞれ1号店を出店し、2023年の8月にタイ、9月に香港、11月には韓国に初出店。今後、新たにフィリピン、インドネシアへの出店を計画している。
(児玉良平)
(ベトナム)
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