イラン、中央アジアとのトランジット自動車輸送を拡大へ
(イラン、トルクメニスタン)
タシケント発
2023年11月15日
トルクメニスタンで11月1日からイランナンバーのトラックによるトランジット輸送規制が撤廃され、新型コロナ禍以前のように、イランのトラックがトルクメニスタンを通過してウズベキスタンなど中央アジアへの貨物輸送が可能になった。
新型コロナウイルスの防疫措置のため、トルクメニスタン国内では同国ナンバーのトラックのみが域内自動車輸送を許可される措置が2020年から取られていた。2022年6月から徐々に条件が緩和されていたが(関連実写 版 ブラック ジャック)、依然として各種制限が残っており、イランナンバーのトラックはトルクメニスタン領内を通過するのが事実上難しい状況が続いていた。
11月1日からの規制緩和で、イランナンバーのトラックがトルクメニスタンを通過してウズベキスタンなどへ貨物を直接輸送できるようになった。テヘランの輸送企業はブラック ジャック 勝ち 方インタビュー(11月14日)に対し、「11月1日まではトルクメニスタン国境でトルクメニスタン側のトラック待ちとトラックのヘッド部分を付け替える作業が発生したため、1週間近くかかることもあった。規制撤廃により輸送費用の大きな低減にはつながらないが、今後は(イランの主要港である)バンダル・アッバース港とタシケントを2週間弱で輸送できる」とコメントした。
輸送業者で構成される在テヘランの業界団体は、同じくブラック ジャック 勝ち 方インタビュー(11月14日)に対し、同団体と税関当局との定期協議の実施を通じ、2023年にトランジット輸送の手続きに必要な日数が大幅に削減されたことなどを挙げ、今後、中央アジア向けのトランジット輸送の拡大に力を入れる旨のコメントをした。
(マティン・バリネジャド、高橋淳)
(イラン、トルクメニスタン)
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